JBSA東京 2013年5月 定期練習のレポート

5月4日の東京支部の活動報告をお送りいたします。

●参加者(敬称略)
サイデッド 橋本、谷下田、小柴、三場
ブラインド 湯川、安達、伊藤、長谷川  計8名

●天候:晴れ
干潮:0758、1956
満潮:0144,1400
風向き:東のち南南東 
風速:毎秒1.2~6.8メートル

●行動記録
1010:夢の島マリーナ出艇
1040:汽走のままセール・アップ。 浦安沖を遊弋
1150:エンジン停止、帆走開始(微風)
1300~1350:長谷川ヘルムス担当
1350~1400:安達ヘルムス担当
1400~1500:伊藤ヘルムス担当
1515:汽走のままセール・ダウン
1540:夢の島マリーナ到着

今日は久しぶりのセーリング。エンジンをリストアした後、横浜からの回航を別にすれば、本年2回目の活動である。先日は、風のため出航できず、マリーナで待機、解散となったが、今日は空もきれいに晴れ上がっている、気温がやや低めだが、そんなことはあまり気にならない。皆どれだけこの日を待ち望んだことか、笑顔がそれを語っている。

マリーナ出航後、一路、外洋を目指す。
ところが春の珍客、京葉線の鉄橋をくぐったところで、海上保安庁のゴムボートに、船検書と船舶免許の提示を求められる。報告書に添付するための写真も1枚パチリ。好天のGW真っ最中、若い男性保安官3人、お仕事ご苦労様です。ボンボヤージ!

1115、あほうどり前方に紅白のブイがあらわれる。PASCOの表示あり。なにが沈んでいるのやら侃々諤々。帰宅後ネットで調べてみると、PASCOとは、人工衛星や航空機での測量を行っている会社とのこと。天然酵母のパンが沈んでいるわけではありませんでした。

さて、肝心のセーリンだが、いざ帆走というときになって風がパタリとやんでしまう。そこで一同、昼食を摂りながら、今後の活動について意見をかわす。
いわく「せっかくあほうどりも元気でもどってきたことだし、これからのいい季節、月2回の活動だけではもったいない。サイデッドの都合がつくならば、活動日を増やしてはどうか」云々。乗艇の機会が増えるのであれば、大歓迎である。

13時ごろから、少しずつ風がでてきたので、ブラインド3名で交代しながらヘルムスを担当する。風を感じながらティラーを握るのは、やっぱり楽しい。
船上では、今度は落水時の話題へ。先般、九州で落水した方がお亡くなりになったとのこと。ハーネス、ライフラインをつけていたにもかかわらず、である。波浪のため船へひきあげることができなかったらしい。小柴さんは、同様の事態を経験したことがあるそうだが、そのときはメインをおろして、メインシートを海に流して身体に固定させ、ウインチで引き上げたという。海面の状態にかかわらず、自力で船へあがるにはかなりの腕力と体力が必要なようだ。東京支部では。今夏、落水訓練を予定されているので、その方法を試しておくのもいいかもしれない。

そうこうしているうちに、お楽しみの時間はおわり、帰港の時間に。15時頃より吹き始めた南風にのって、マリーナへ到着。本日の活動、無事終了。
皆様。お疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。