第10回横浜港ボート天国ブラインドセーリング大会 感想文 長谷川

今回のボート天国は、私にとって初めてのレース観戦となりました。
テレビでアメリカンズカップなどの映像を見たことはありましたが、ブラウン管を通して見るのと、実際に自分で見るのとでは、やはり大きな違いがありました。しかもJBSAの艇の参加しているので、応援にも力が入ります。
 
まず感じたのがヨットレースの奥深さでした。右海面から攻めるか、あるいは左からかといった海面選択の戦略的要素に加え、権利行使をうまく使う戦術的な判断、そして、思いのとおりに艇を動かす操船技術。
どんなスポーツにもこうした要素はあるものですが、観覧艇で解説を聞きながらレースを眺めていると、興味も興奮度も倍増です(よく考えたら贅沢な経験ですね)。

しかし何よりも強く心に残ったのが、サイデッドの艇と互角に戦うJBSAの雄姿でした。サイデッドとブラインドがしっかりとした信頼関係で結ばれ、一致団結して艇を操っているのが、遠くから見ていてもひしひしと伝わってきます。「かっこいい!」というのが一番率直な感想かもしれません。
 
私もいつかレースに参加してみたいと思いました。
障害の有無に関係なく参加できるヨットレースの素晴らしさを満喫した一日でした。
お世話になった皆様、ありがとうございました。