HYCレース2002年2月17日(日曜日)

文 寺田豊司

日時 2月17日(日曜日) 11時
天気 曇り後雨
風速 ほんの僅かで吹いたり吹かなかったり
風向 コロコロと変わった
波  ほとんど無し
コース 2地点間(4キロ弱)を5周、回り込みフィニッシュ
参加者 2名

昨日は日本全体が広く高気圧に覆われて素晴らしい天気だったのに今日は朝からどんより曇って風が無く冷たく今にも泣き出しそうな空模様である。

超微風の中、定刻スタート。参加10艇と寂しいスタート風景だ。スタート直前、大型艇との接近を避けて1回転したら本部艇と通り過ぎた大型艇との間がポッカリと空いたのでそこへ滑り込んでジャストスタート、ジブのテルテールと上マークに注意してティラーを握り、快調に滑り出した。風向が右へ振れたので上マークへ一直線で行ける。横を見たらトップの位置で走っている。が、久々に第1マークをトップ回航と喜んでいられたのも最初の10分間だった。風向がさらに右へシフトし風下艇がグングンと上って来た。ジリジリと追いつかれ、追い抜かれて5番目で1上を回航。1下へはスピンを揚げなかったのでさらに順位を落とし、9番目で回航、2上は少し盛り返して7番目で回航、スピンを揚げたが大型艇に抜かれて2下は9番目で回航、しかも雨が降って来た。3上?4上は順位変わらず。4下で最下位転落。5上への途中で5下(ゴールマーク)移動、コース短縮され、トップ艇フィニッシュ。
風が無く全く動かない。が、ジワジワと前に近づいている。とうとう並んだ。そして抜いた。少しではあるがこちらは動いている。2艇抜いた所で前を行く艇に気付かれた。「スーパースターが迫って来たぞ!」の声が前の方から聞こえた。
5上では7番目の艇がマークタッチしそうな形で停止状態。早く回航したいので近付いて行ったが、その艇もこちらと同方向へ僅かに動いているので回航出来ない。しばらく並走が続いたのでマークのところに空きができて後続2艇に先に行かれてしまい再度最下位転落となった。その後、僅かな風を捕らえて滑り出したが隣は大型艇なので先に行ってしまった。
ゴールの少し手前で先行艇と交差したら前を横切ることが出来て最下位脱出。結局、2時間45分掛かって着順9位、修正7位(?)1月と同じだ!弱い前線通過の為と思うが、なけなしの風が振れ回り、最後尾艇が回航し終わる毎にマークを打ち直していた運営艇が大変そうでした。

以上、ビリ争いの話で得る物が無かったと思いますが、最後まで読んで頂きまして有難う御座いました。

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