第6回世界選手権2006 ワールドを終えて 安達文洋 

文 安達文洋(ワールドサポーター)

帰国して一週間になろうとしていますが、やっとjet lagにも開放されました。

代表監督のラルフさん、選手の皆さん、サポーターの皆さん、お疲れ様でした。
振り返れば約10日間の遠征でしたが、皆さんも貴重な経験をされたことと思います。
時には2-3時間も海上で風待ちをしたり、10メートル以上の風の中、5レースを1日でしたり、厳しい環境の中、14レースを全て完走された選手の皆さんに改めて労いの拍手を送ってあげたいと思います。

成績はすでにご存知のように各クラス5位でしたが、最後までレースを捨てず、前向きにチャレンジした日本チームの皆さんにメンバーの皆さんからも拍手を送ってあげてください。
特に、乗りなれていない「ソナ」でのセーリングはブラインドの皆さんには大きな戸惑いがあったと思います。そして、大会寸前にサイテッドがメインを、そしてブラインドがジブに交代してもOKと言うルール変更にはサイテッドの皆さんにも衝撃があったと思います。
しかしながら、どんな天候条件でも突然のルール変更があっても日本チームの皆さんは常に落ち着いて対応され、そしてレースが終われば、どのチームもレースに全力を尽くしたという満足感からこぼれるスマイルには感動しました。

さて、外国チームを見てみると、驚いたのはどのチームも非常に若く20歳から30歳代の選手が多かったことです。
全てのクラスにフルエントリーしたのは日本以外に英国、ニュージーランド、アメリカの4カ国でした。その他、カナダ、ノルウェー、スペイン、フランスが 1、2クラスに参加。合計8カ国、19チームが参加。

初日は地元の新聞「プロビデンス」、最終日は全国ネットワークNBSテレビが夕方6時のニュースで紹介していました。その他、外国のメディアも来ていたようです。
また、今回の運営に当たったニューヨークヨットクラブは本当に沢山のレースを行っているのか、素晴らしかったです。特に、レース変更にはアンカーの打ち直しの素早さ、そして適格なレースコース設定。
また、格調の高い開会式、試合後の、惜しみも無く振るまわれたアルコールのリフレッシュサービス、また、中間日には各国チームを大会委員長が自宅でディナーの招待。
そして最終日は優勝チームの表彰に国歌を流したり、また表彰後のクラブハウスでのディナーは素晴らしかったです。

言い忘れましたが、レース後のリフレッシュドリンクの際に各国がそれぞれの余興を10分ほどやりました。
殆どの国がセーリングに関する歌とか民謡を歌っていました。
日本チームは田口さんの企画で、「祭り」を行いました。
日本から持参したハッピと福島さんから頂いた豆絞りのタオルをねじり鉢巻にして、二騎の馬を作って「わっしょい」の掛け声で練り歩きました。
場内からも「ワッショイ」の声がかかり、大いに盛り上がりました。
児玉さん、ハッピとお祭りのテープ有難う御座いました。

次回は2009年2月ニュージーランドのナホトカの湖での開催です。
世界の実力は高いですが、これからは前述の如く、若人の時代です。
皆さん世界の仲間と交流する為にも練習をしましょう。
そして、いつかいつか日本でワールドができるよう頑張りましょう。そのためにもどんな気象条件でもセーリングが出来るような体力と技術を、そして世界の仲間と交流が出来るよう英語の力もつけましょう。

最後になりましたが、このワールド遠征に多大なるご尽力を頂いた横浜クルージングクラブの皆様とその他のご支援に感謝申し上げます。有難う御座いました。