2017年6月 浜名湖支部 カッター体験(三ヶ日青年の家)

浜名湖支部の森崎です。6月11日(日)の活動報告をします。
 参加者(敬称略):山本、斉木、戸口、新野、森崎、望月
 使用艇:カッター(「三ケ日青年の家」所有、全長7メートル)
 時間:10:00~11:00
 天気:曇りのち晴れ
 風:南西から西、2メートル前後

 本日はヨットとは違ったマリンスポーツを経験しようということで、三ケ日青年の家で、カッター体験を行いました。
 最初は、体験会の概要の説明があり、全員に番号(1~6)が割り当てられました。そして腕にその番号札を付けました。それが乗船時のポジションになるなど、多数に効率よく支持するのに、とても効果的であると感じました。
 その後、桟橋に行き、カッターの前でオールのセットの仕方や漕ぎ方など、具体的な操船方法の講義を受けました。オールの長さは3メートル近くもあり、予想より長く、太かったです。
 いよいよ乗船です。船尾を向いて、進行方向に背を向けて、奇数が右舷、偶数が左舷に縦に座りました。1と2、3と4、5と6が横並びになる座り方です。艇長の「1・2」の掛け声に続いて「ソーレ」と我々が声を出して、オールを漕ぎました。海面に入る部分をブレードと呼びますが、漕いでいるうちにオールが回ってしまい、ブレードでうまく水をとらえることができないことが、しばしばありました。次の機会には、オールの上下にテープなどで、目印を付けさせていただきたいと思います。我々は、風上に8分、折り返して風下に5分、走らせて桟橋に戻りました。推定150回程度のオール漕ぎでした。それでも平均年齢50代後半の我々には、相当きつかったです。
 陸に上がってからは、感想や反省など、体験会の整理をしました。カッターの大会では、1キロメートルを5分で走るそうです。それは6~7ノットにあたり、この機動力の高さに感心しました。今回のカッター体験を通じて、普段のセイリングでは、忘れがちであった体力と協調性の重要性を再認識しました。さたさて皆さん、明日から、腹筋と腕立て伏せをしっかりやりましょう。