第5回世界選手権2002 ワールド大会の感想 尾関いずみ

文 尾関いずみ(B2 ブラインドメインシートトリマー)

10月7日、帰国してから5日目、私はやっとこの日本の暑さと湿気、時差ボケから立ち直ることができたようです。

思い返せば、生活習慣の違いや言葉の壁によって、私たちのペースは大会初日から乱されっぱなしでした。それでも何とかほんのわずかだけれど練習をして望んだレースは私にとってかなりのショックでした。

みんな、とにかくレース慣れしている!

ブラインドセーラー達もスタート、マーク、ゴールでのパニック時でも落ち着いて、しかも素早く行動している!どんな条件でもミスをしない!

でも、1番驚いたのは、彼らの「勝つことに対するものすごい執念」です。彼らはそのためのテクニックも知っているようでした。

私は彼らを見習わなくちゃ行けない事ばっかりです。セーリングにおいても生き方においても彼らに近づいて行きたいと思っています。