第5回世界選手権2002 ワールドレポート 望月貴仁

文 望月貴仁(B3 ブラインドヘルムス)

今回初めてワールド大会に参加したわけですが、14チームも参加するとは思っていなかった。とはいうものの、私の参加したB3クラスは全6艇だったので全日本となんら変わりはなかった。しかし、世界大会だけありさすがにレベルは高かった。

今回は、ドルフィンという船が使用され、2日間練習の時間が設けられていた。しかし、2日間とも天候が悪く十分な練習はできなかったように思う。3日間のレースもこの天候の中でおこなうのかと心配していたが、レースの初日からは天候に恵まれた。

私たち(B3チーム)は、1日目3-1-5という成績で2位だった。この調子で行けば入賞はできるのではないかと期待していた。しかし、2日目6-6、3日目は3-6とそれほどよい成績がだせずに総合で4位となった。とても悔しかったが、自分の実力を知ることができたのはよかったと思う。

ガルーダ湖は浜名湖と違い、安定した風が吹いておらす午前と午後ではまったく風の向きがかわってしまう。また、進路を誤るとまったく風がなくなってしまうこともある。どういうコース取りをするか考えるのも難しかったと思う。

私が、ティラーを握っていたのですが、サイテッドスキッパーの指示に瞬時に反応することができなかったり、タッキングがうまくいかなかったりと、自分のミスがめだっていたように感じる。

今回の大会では、世界のレベルの高さがわかった。次回、ニュージーランドで開催されるワールド大会では「少なくとも入賞する」という目標を持って、3年間頑張って練習していきたいと思う。