2011年6月 JBSA東京 定期練習のレポート その2

東京支部6/05セーリング「ファースト-Ⅰ」報告

報告者: 鈴木克己
2011年6月5日
使用艇: 本日は乗員が多く佐藤氏所有の「ファースト-Ⅰ」の協力を得て2艇で行う。
ファースト-Ⅰ乗員: 佐藤ご夫妻(オーナー)、二瓶、湯川、鈴木。
天候: 快晴、出港時南よりの微風。

朝から真夏のような太陽が輝き、梅雨とは思えない天候。
今日は国際審判資格をもっておられるJSAFの北村さんが落水救助訓練の下見で参加すると言うので9時30分には新木場駅に全員集合した。
また参加者も定員を超えるほどなので、浦安マリーナから佐藤さんがファーストⅠを回送し応援に駆けつけてくださった。

10:40過ぎ、2艇が揃って夢の島のバースを出港。
鈴木は湯川さん、二瓶さんと共に佐藤ご夫妻の愛艇「ファーストⅠ」に乗ることになった。
ピカピカに磨かれた船体、デッキシューズとは言え土足ではと、一瞬ためらった。その心を読まれたのか「はだしでは危険だから」と夫人から言われそのまま乗せてもらう。
水門を出ると、突然「ピー、ピー」と警報音が鳴りだした。「なんの音ですか?」、水深計の警報音と聞き、計器を見ながらキールの下1.2メートルと教えてもらった。東京湾に出てからも所々浅くなっているのか音が鳴ったり消えたりしていた。

機走しながらセールを揚げる。風は4・5㍍、絶好のセーリング条件。
スキッパー佐藤、メイントリマー鈴木、バウマン二瓶、ヘルムス佐藤夫人&湯川。
あほうどりと付かず離れず、ジャイブを繰り返しての漕艇訓練。船足は快適な走り。
午後には風は上げてくるとの予報に、ランチタイムをとる。訓練で2時間ほど流した汗の後のビールは快感以外に言葉はない。
昼食を済ませた当たりから次第に風は強まり始めた。メインシートを引く手にも実感として、不気味な力が伝わってくる。
「ここから浦安は近いけれど、夢の島まで行ってから浦安まで戻ると時間も掛かり海も荒れてきそうだね。」、「少し早いけどそろそろ引き上げようか。」、「安全確保は早期判断、先手行動でしょうね。」と言うことで「あほうどり」に連絡を入れて帰港することにした。
途中から中島に電話を入れ、車を浦安マリーナへ来てもらうよう連絡して「ファースト-Ⅰ」は浦安に向かった。

佐藤ご夫妻、そして二瓶さん今日は大変お世話になりました。湯川さんお疲れ様でした。
暫らくぶりに、出港から帰港まで一日中シートトリマーをさせていただき丁寧にご指導頂きありがとうございました。「あほうどり」での訓練以上に疲れましたが充実した練習ができました。
しかも素晴らしい艇を使わせて頂き本当にありがとうございました。
浦安からは、湯川さんと一緒に夢の島まで行きあほうどりグループと合流してから帰宅の途に着きました。
また機会がありましたら是非乗せて頂きたいと思います。
次回は、6月18日の洗艇整備のための横浜回航と、26日の夢の島帰港が予定されています。皆さん一人でも多くの参加をお願いします。