2012年4月 JBSA東京 定期練習のレポート

東京支部から4月15日(日)の活動報告を申し上げます。

参加者(敬称略)
サイテッド :谷下田、小柴
ブラインド:安達、池田、湯川

天候:晴れ 風向き:北東~東 風速:3,1~5,1米/秒 max:5,7米/秒
<東京港波浪観測所の記録による>

前日の悪天候から一変して春らしいうららかな好天。
体験乗艇の池田さんを迎え、風速3米程度の東の微風のなか、10時20分出艇。

柔らかい靄の中、さすがに良い陽気に誘われたのか、いつになく多数のクルーザー、ディンギーの姿を見ながら、11時にセイル・アップして、セイリング開始。
因みにこれまで、東京灯標で記録していた風や潮流の記録は、4月1日以降は、風や波については中央防波堤南端地点、潮流に関しては芝浦での記録が表示されているとのこと。

11時35分、アビームでコンパス方位180度の中、池田さんがヘルムズを担当。セイリング経験無しとのことだが、ブラインド・テニスで鍛えているとのことで、初めて舵を握るとは思えない風に対する勘の良さ、落ち着いたティラー捌きに、一同、ひとしきり称賛の声。
入会頂いて、諸先輩の適切なガイダンスを得れば、腕利きのセイラー・パーソンが誕生する可能性大と思われる。

まだ体力・気力の戻らない湯川を除いて交替で舵を握るが、風向きが東に移り、テール・ウィンドでの帆走で、いつの間にか、風の塔が大きく見える海面に近づいてジャイブして北上。
再び池田さんが舵を執る。13時、風が上がり、兎が跳び始めるなか、クローズ・リーチでディズニー・シーの山を目指して進み、タックして若洲を目指し、14時30分、セイル・ダウン、機走に移り、15時10分着艇、あほうどりに一礼して解散した。