第4回TYCレース参加報告

文 鈴木克己(JBSA東京)

日時  2007年6月10日 
集合  夢の島8時、艇長会議8時30分、出港9時、スタート10時、表彰式15時。
天候  薄曇りのち雷雨、気温22度
風   南東1?2
使用艇 あほうどり
参加者6名(敬称略)
 サイテット 佐藤、二瓶、児玉、竹下
 ブラインド 安達、鈴木

先週マストのチューニングを行い、「今日こそ力を出し尽くそう」と全員意気込んで勢ぞろい。
早速出艇届を提出し、ピンク6のレース旗を受け取る。
艇内の余分な荷物は桟橋に出し、レース開始13時との艇長会議の発表を聞いてトップを切って水門を出る。
コミッティーボートほか数艇が我々のはるか後からついて来る。
一早く、セールを揚げ「気合が入っているなぁー」と言いながら練習を開始。

それから半ときほどしたころ、風が全く止んでしまった。今日もノンレースだろうかとの思いがよぎる。まだレース開始までには時間があることだからと気を取り直して風を求めてエンジンをかける。
スピンポールの準備をしたと言うので、バウまで行って手を触れながら竹下さんから使い方を教えてもらう。
「黒雲が近づいてくるから雨になるだろう」というので安達さんと私はオイルスキンで身を固める。風はなく、暑くて汗が流れる。誰かが「汗で濡れるか、雨で濡れるかだね」と言って笑う。間もなく大きな雨が落ちだす。
児玉さんの「二人はキャビンに退避」との声で移動。雨は激しさを増す。
デッキにいる人も皆オイルスキンの上着を急いで着る。雷鳴が響く。

11時30分レース中止の合図で全ての艇がマリーナに向けて一斉に機走を開始。
「今日は雨でレース中止ですか?」の質問に「雷だからだよ、雨だけなら中止はしないョ」。「フーム。ゴルフと同じですね」
そんな話をしながら12時20分バースに到着。桟橋に出しておいた荷物も雨に濡れていた。
3月は嵐で中止、4月は無風で中止、5月は3度目の正直でレースはできたがブービー、今月は雷で中止、この先はどうなってしまうのだろうか。これも自然相手の競技の宿命とでも言うのだろう。急がず焦らずその時々を楽しむ心を養うことではなかろうか。

次回第5戦は7月21日(土曜日)でトワイライトレースの後にジャズ・フェスティバルが予定されている。レースとジャズで真夏の一日を皆さん一緒に盛上がりませんか。翌22日(日曜日)には第6戦がつづけて行われる。
本日は佐藤さん、二瓶さん、児玉さん、竹下さん雨に濡れての操艇でお疲れさまでした。
初めての体験をありがとうございました。これで4回連続参加できましたね。
安達さんこれも勉強でしたね。もっと多くのブラインドの参加を望みたいものですね。

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