HYCポイントレース

文 寺田豊司

1月20日の浜松ヨットクラブのレースは1人で出場しました。風が無くて、10分遅れのスタート、参加は10艇?。1人なので、他の艇に近づくのが怖いので最後尾から出ました。それでも後ろに1艇シーフリークがいました。5分もすると無風になり船足が止まってしまいました。が、他の艇は走っているみたいだ。そのうちにシーフリークにも抜かれて最下位になってしまった。

ほんのわずかの風を拾ってやっと動き出したが、止まっている間に前の艇団とはかなり離されてしまった。やがて、シーフリークに追いつき追い抜いて最下位脱出。前の艇団(春陽、サムデイ、ミストレス)に追いつきそうな気配がしたが追いつかない。

礫島回航でやっと追いつき前記3艇にレスポアール、じゃじゃ丸を加えて6艇が一線に並んだ。風はほんの僅かしかない。進まない。フルボ、ナセム、モーニングの大型艇先頭グループはかなり先を順調に滑っている感じに見える。

4番ポール回航のちょっと前、このままでは入れないのでタックしようとしたが春陽がスタボーで斜め後ろ風上を走っている。やむを得ずシバーさせて春陽の後ろを通過した。次に春陽とミートした時はこちらがスタボーだったが春陽に前を横切られた。が、ポール回航はこちらが内側だったのでタッチの差で先に回った。この時はサムデイもレスポアール後ろにいた。

4番ポールからもう一度礫島である。他の艇はスピンを揚げた。こちらはジブシートをスピンシートに替えて観音開きにした。礫島に着くまでに春陽、レスポアール、サムデイに抜かれたが差は小さかった。

島を回ってからおにぎりを1個食べる余裕だったが、急に風が出てきたのでライフジャケットを着けた。6番ポールまでの長距離でさらに風が段々強くなり、追いつけなくなってしまった。結局、シーフリークが後ろにいるだけのブービーで終わった。約2時間10分のセーリングを楽しみました。

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2002年2月3日