2014年7月 JBSA神奈川 第29回 相模湾オープンレースのレポート

東京支部の宇田川です。
第29回相模湾オープンレースに参加したので、報告します。

日時:2014年7月20日(日)
参加者(敬称略)
サイテッド 石田、安西、大賀、篠崎、小坂
ブラインド 小倉、宇田川
使用艇:ルミナス
コース:シーボニア沖スタート→秋谷沖マーク(反時計回り)→シーボニア沖フィニッシュの約6 マイル。
天候:曇り、風は、2~4m

10時ハーバーを出発し、10時25分本部艇の前につき、海上エントリーを行い、スタートの準備に取り掛かる。
今回は、総艇数74であるが、4つのクラスに分けられ、ルミナスはシーボニアレーティングクラスC・ホワイトセール・クラスⅡで出場した。
ABクラス、Cクラス、レース艇クラスの順番で、10分ごとのスタートのため、潮目をチェックしながらアウターマークの付近で、各ポジションにつき慣らし運転を開始。
スキッパー石田さん、ヘルムス宇田川、メイン小倉さん、ジブ篠崎さん、大賀さんと小坂さんがクルー、そして安西さんが総監督として、適宜アドバイスをするという役割。

10時55分予告信号がなり、11時スタート。Cクラスは、19艇であったが、ほぼトップで、スタート。風は弱いが、西風に乗り、先にスタートしたクラスにも追いつき、順調。
11時20分上マークらしきものを発見。進路を変えて、アビームで走る。11時35分スピンを挙げて、スピードを加速させる。
しかし、後からスタートのレース艇に追いつかれ、ブランケットとなり、苦戦。総監督の安西さんがたるみなどをチェックし微調整し、クルーをバウに集めて、バランスを取る。

11時50分マーク回航の準備として、スピンを下し、ジブに切り替える。
位置をスターボードにして、いよいよ回航の緊張に入る。風が南に代わっていたので、セールをあまり出さずに滑らかな、回航で無事回る。ここで、小倉さんとヘルムスを交代。
風を呼ぶ女なのか小倉さんに代わったとたんに風が吹き出し、梅雨とは思えない、さわやかな風を受けて、順調にクローズドで進む。
いよいよフィニッシュラインに1000mぐらいになり、ライバル艇が前後につき、サイテッドが興奮。小倉さんにいろいろと声をかける。
そして、12時34分フィニッシュ。

この後6時から表彰式、パーティーが行われ、わがルミナスは、Cクラスで、19艇中5位、またホワイトクラス(ハイテクでないセールを使用している艇)で優勝した。
また席上で、アラウンドアロンを7回行った斎藤実さんにお会いし、握手をすることができた。
柔らかなそれほど大きくない手で世界を一人で航海したのかと思うと感激した。

天候にも恵まれ、楽しいレース、そのあとの練習、表彰式、そして、第1回目から出場している篠崎さんのお話など、実に多くの経験をできた1日でした。
みなさん お疲れ様でした。
サイテッドの皆さん ありがとうございました。。