2003年6月22日感想1

文 マーティン・ツィーツ、ダニエル・ツィーツ

6月22日、私達はJBSAのセーリンデーのゲストとして参加しました。穏やかな風と波と、とても良い天気で、初心者としてヨットに乗る私達には絶好の日和となりました。3人の子どもたちは(注/ダニエルと裕理とてお)大はしゃぎをしながら、バウから顔に風をあてていました。キャビンの中での昼食、また自分の手で舵を取らせて頂けたことにも大喜びでした。

びっくりしたのは、海でしばらくの間、艇と伴走したイルカを見たことと、とび魚を見たことです。子どもたちにとっても初めて経験でした。
大人も日差しと海の空気を楽しみ、どうやって艇を操るか、風の見方、また、ヨットを走らせるのをじっくり見せて頂きました。

もうひとつ大変興味深かったのが、艇を水から上げるのを見たことです。子どもたちは、船底からも艇を見ることができ、また大量の水で艇を洗うのも見れました。そして私にとって、ブラインドの方たちと艇の上とその後のBBQパーティでお話できたのは、とくに心に残ることとなりました。

この忘れられない一日に、またとても良い雰囲気の中で初心者として多くの発見、海の上での素晴らしい時間、BBQパーティ全てにもう一度お礼を申し上げます。

残念ながら私達は少し早めに(渋滞をさけるため)東京へ戻りました。この日のことをよく思い出しては話しています。私たちの息子のダニエルは家でも(ドイツの私の両親にも)とても誇らしげに、セーリングとイルカの話をしていました。本当にありがとうございました。