博多湾レース2002年5月18日(日曜日)

文 篠原政敏

博多湾における今年最初のレース報告をしたいと思います。天気は曇り、のち晴。

今年は、天候不純のためか、風に恵まれないことが多いようで、4月14日には人数が揃わずにレース参加を断念。そして21日は、スタート後2時間ほどで、風が全くなくただ漂っている感じであったため、途中でレースを断念し、マリーナから2マイルほど離れた鋸の島を回るクルージングをして帰港する始末であった。したがって、今回の第3回目のレースが、我々にとっては今年最初のレースとなった。今回はその報告。

午前10時にマリーナを出向。スタートライン付近では2・3m程度の微風。なんとかスタートはできるという気持ちでクルー4名全員がそう思ってスタートした。
午前11時にスタート。直後から風が出てきて6?8m程度となり、ビリでスタートしたが、クローズホールドでかいゑ快調に順位を上げて、一時は20数艇のうちで中程まで追い上げた。しかし、マリーナから10マイル程度の処にある限界島の近くまで来たところで、風が落ちてきて無風状態に近くなり、再び最下位に落ちてしまった。復路に入っても風は落ちたままで、遅々として進まず、スピンもその威力を充分には発揮できないまま終わった。

往復20マイル程度のレース距離であったが、フィニッシュしたときは5時20分ごろで、帰港してポンツーンへ上がったときはちょうど6時頃で、約8時間海上に居たことになる。タイムリミットが7時に設定されていたので、風が無いことは初めから承知の上ではあったが、最下位でフィニッシュしたとは言え、なんとかまにあった。雨に降られるかなあと思っていたが、天気も徐々によくなって比較的気持ちの良い1日であった。

因みに昨年の我がてぃーむの成績は、HYCが総合で13位(20数艇中)、ホームポートのマリノアヨットクラブレースでは総合3位(10数艇中)であった。今年は既に2度レースを中断しているため、どこまで行けるかなあ。

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