定期練習2005年6月18日

日時 2005年6月18日(土曜日)、集合 新木場駅9時30分
天候 薄曇り、霧雨模様、のち晴れ
風  北東、のち南東 4?5メートル毎秒
練習参加者13名、パーティー参加者30名超
協力艇「ビエント(伊藤氏所有)」と、クラブ艇 新装なった「あほうどり」の2艇に分乗して、午前11時、夢の島マリーナを出港。

文 安達

アホウドリ組の報告

乗員(敬称略)
ブラインド 伊藤・安達
サイテット 橋本・池辺・青柳

半袖では少しばかり寒く、また視界も500?600メートル、霧雨の天候の中、1時間遅れの11時ごろ、出帆。
東京湾に出ると、この季節には珍しく、北東の風、4?5メートルほど吹き、練習には絶好の風。化粧直しの「あほうどり」も気持ちよさそうに帆走。
すると、突然モーターボートが軽やかなエンジンとともに近づいてきた。そして、竹内さんから冷たいビールの差し入れ、早くも一気にゴクン、ご馳走様。
気を入れ直し、練習、いつもの指示が飛ぶ、「もう少し上って、まだあと2度上れるよ」と言われてティラを押すと艇はすっかりと風をとらえ、快走。
また、エンジンの音が近づいてきた、「メインシートをもう少し出して、タック」と指示が飛ぶ、一回目のポート側からのタックはまあまあであったが、スターボード側からのタックはティラの戻しが遅く、艇は回りすぎ、失敗。
いつの間にか「ビエント」が近くで、同様にタックの練習、「あっちはすごい勢いでタックを繰り返しているよ」と誰かが言う、その気迫は十分伝わってくる。
皆全日本に向けて気合が入っているなと、小心者の私には気後れ気味。
やっと、ランチタイム、既に1時半。天気もすっかりと晴れて、夏の陽射しが気持ちよい。
午後の練習は微風の中、ランニングでの帰帆、「3時までにマリーナに戻るように」との指示で、ジャイブの練習をする暇もなく機帆走で一路マリーナへ、タックの失敗もすっかり忘れて、気分はもう、パーティーモード、これでは、中々上達しませんね(苦笑)今日も一日、サイテッドの皆さん有難う御座いました。

文 鈴木

ビエント組の報告

乗員(敬称略)
ブラインド 竹脇・新井・村井・鈴木
サイテット 秋山・林・伊藤

艇の覆いを取り除き、使用するセールやロープ類の点検を済ませて、あほうどり組に少し遅れて出港。
いつもの水域に出たところでセールを揚げる。気を入れて新井さんがティラーを、私はメインシートを握る。
4?5メートル毎秒の北東風を受け帆走をはじめたところで急に風向きが振れる。今のは川風ではなかったのかと誰かが言う。暫らく観音にして沖に向かう。
安定した風向きを捉えたところで、クロスホールドに方向を変えてタッキングの練習に入る。
声で合図を伝えろ!。返事をせよ!。声を大きく!。遅い、素早く行動せよ!。速度を落すな!。
艇速が回復すると、またタックの指示が飛ぶ。その都度ブームの高さを気にしながら腰をかがめての作業。20度落せ、5度上れ、30出せ、10引け、頭はパニック、手足の動きはばらばら状態。交代したときに思い返しても整理できなかった。
タックを30回以上練習したろうか。竹内さんが時折ボートのエンジン音を響かせて近づいてくる。帆の張り方を見てチェックが入る。何故だか速度が出たような気持ちになれる。
ジブセールを下ろしてランチタイム。冷えたビールと握り飯の美味かったこと。
15時機走に変えて帰途につく。クラブヒッチを教わりフェンダーをライフラインに結び接岸を待つ。メインセールをたたみ袋に入れキャビンに格納。シート類を整理格納して艇を降りる。
協力艇を出してくださったJ24の伊藤さんお世話になりました。
今日も、サイテッドの皆さん有難う御座いました。
竹内さんは、松崎さんのモーターボートから練習艇の走りを見ながら厳しい指示を飛ばす。私たちにとっていつもにはない緊張感に包まれ、気合が入った練習でした。竹内さん一日モーターボートから大声でご指導いただきありがとうございました。
ブラインドの皆さんお疲れ様でした。全日本に向けて頑張りましょう。

練習後「あほうどり回航1周年の記念」パーティーを開催、30人を超える参加者で盛り上がる。
オーナールームを借りて、シャンパンで乾杯、竹脇三香さんの手料理を食べながら、1年前の回航話に花が咲いた。今回化粧直しを済ませたあほうどりに乾杯、全国選手権大会の成功を願って乾杯、広がる夢に向かって乾杯と留まるところを忘れるほどであった。
準備をして下さった児玉さん、竹脇さん、三香さんはじめ、出席してくださった皆さん、本当にありがとうございました。楽しい一日でした。