定期練習2006年3月18日

文 鈴木克己

日時 2006年3月18日 10時 夢の島集合
天候 晴れのち曇り、気温10度
風  南西風、出港時2メートル毎秒
参加者(敬称略)
サイテット(3名) 児玉、二瓶、水内
ブラインド(2名) 安達、鈴木
使用艇 あほうどり

慌ただしく支度を整え、10時20分もやいを解く。
昨日の嵐はどこへ行ったか、天気は上々、波穏やかな春の東京湾へ向けて船足を速める。
10時50分荒川の河口をでたところでセールを揚げる。
艇は1ノットほどで南へそろそろと進み始める。しかし風は弱まる一方のようだ。3時方向の風車も止まっている。
「微風で艇を走らせられれば勝利間違いなしだね」などと冗談を言いながらヘルムスの安達さんは真剣な表情。そのうちに「-0.2ノット」と言われ、潮に流され後進していることを知る。前進しているものと思っていたブラインドの二人は緊張が突然崩れ、笑い転げてしまった。
「今日は、断酒決意でやっているのに!」とまた爆笑。

12時半、昼食を済ませ、バウを北に向けランニングの体勢をとる。
「これから、ジャイブの訓練をしながら戻る」とのスキッパー児玉さんの指示。
「ジャイブ」の合図でシートを急いで引き、「風位」を確認して再度シートを素早く出す。メイントリマーとしては忙しいけれどブームの位置が読めるのでこの方が安全なのではないだろうか。機敏な動きが求められ全身運動になった。
二瓶さんと水内さんは常に風を読み、潮目を見て、状況変化を私たちへも伝えてくれている。また、合図に合わせてジブを操作する。先を読み身軽に行動する姿は爽やかだ。
ジャイブを繰り返し進む内に日は曇り風も吹き上げてきた。観音に開き、船足は一段と速まる。いつもの鉄橋の手前でセールを降ろし機走に切り替えポンツーンにもやいを取ったのは予定の14時丁度だった。

今日は5人で分担したが、レースは4人となると、メイントリマーの私はメインシートを見ながらジブトリマーの相手をすることになりそうだ。次回はそのことも念頭においての練習をしておかなければ大変だ。そのようなことを考えながら、充実した練習の余韻を残して艇をあとにした。

今日一日練習にお付き合い頂き、指導してくださった児玉さん、二瓶さん、水内さんありがとうございました。おかげさまで充実した練習ができました。心からお礼申しあげます。
ワールドの選考会も5月20・21日にほぼ確定したようです。元気をだして世界に負けない技術を磨きましょう。