ニュー・チャレンジ・チームの訓練

文 鈴木克己(東京支部)

「N・C(ニュー・チャレンジ)チーム」がシーボニアでルミナスの訓練を行いましたので報告します。

日時  2006年4月9日 9時30分シーボニア集合
天気  快晴
風   北6?7メートル毎秒、のち南1?2メートル毎秒
波高  1?1.5メートル
使用艇 ルミナス
参加者6名(敬称略)
サイテット 橋本、真下、安西
ブラインド 安達、伊藤、鈴木

10時クレーンで、ルミナスは海上に降ろされる。
素早く乗り込み、出港。
天気は上々、風は6?7メートル毎秒の冷たい北風、やがて弱まるだろうとの予報。
桟橋を離れて間もなくセールを揚げ、ランニングで南に向け帆走を開始。スキッパー橋本、トリマーコーチ真下、ヘルムス安達、メイントリマー鈴木。

下マークを想定して最初の回航訓練。突然7メートル毎秒の北風。頭上をブームがビューン。そこで艇は立往生。
動きはじめたら今度はクロスホールドでタッキングの訓練。
スキッパーから「ティラー押し、風位で体を入れ替え、艇が回ったらゆっくり戻す。」
コーチからは「シートを急いで引く、セールがシバーする、素早く体を入れ替えブームが中央位置にあることを確認」
ブローに入る。ティラーちょい引き、戻す」。「シートちょい出し、すぐ引く」
またブローに入る。「ティラーちょい引き、戻す」。「シート強く引き、体重を艇側へ移動」
このようなことを数回繰り返し、「あと200メートルで上マーク」との指示。艇はスターボードで進行中。
「あと100。タック」と言われてポートサイドへ動かす。
またまた「残り3艇身、タック」と指示。今度はスターボードだ。
時をおかず「ベア。ティラー引き、回りすぎー」の声。
「シートは出すのー?、体は移るのー?」頭は混乱。
真下コーチに助けられたが、「間に入られたなぁ」との評価だった。

伊藤さんと交代し、暫しの休憩を取る。
安西さんはデッキで周りを見ていて、風の様子や他艇の動きを伝えてくる。
風は弱まり、艇速も1ノット程度まで落ちる。
時計を見ると1時40分を回っている。今日はこれで終ろうと言う事でマリーナへ戻る。
港を出るとすぐ練習できるのは羨ましいかぎりだ。
今日の訓練は満ち足りた気分で艇を降りた。

ご指導くださった橋本さん、真下さん、そしてお付き合いくださった安西さん本当にありがとうございました。安達さん、伊藤さんお疲れ様でした。

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