2006年7月23日デイクルージング

文 杉山隆夫(神奈川支部、6月から会員となりました)

日時 2006年7月23日(日曜日)9時 三崎口駅集合
天候 曇り時々弱雨、気温24度
風  南西3?5メートル
参加者(敬称略)
 サイテット(5名)石田、梶浦、中尾、大賀、村上
 ブラインド(3名)金輪、川添、杉山
使用艇 ちこ2

油壺マリーナから江ノ島に向かって1時間ぐらい帆走したあと、タッキングを2回行い、そこから引き返してシーボニアの沖まで戻り、入り江にアンカーを打って昼食と休憩をしてマリーナに戻りました。
4時30分、三崎口で解散しました。

☆油壺マリーナ
油壺マリーナは油のように波静かで穏やかな海面、として知られています。
桟橋までの途中に多数のヨット、海にもヨットが置いてあるそうです。
ちこ2は石田さんオーナーの全長30フィートのヨットです。

☆村上さんは漁猟長
油壺マリーナを出て帆走になるとケンケンとよばれる道具を出してトローリングの準備をしていました。針が大きいので魚も大きい、皆の期待も大きい、シイラだ、刺身だ、、昼のおかずだ。
プレッシャーを掛けましたが、ダメでした。
アンカーを打ってからは、名誉挽回とばかりにエサ釣りに挑戦、15センチから20センチの魚を次々と6匹もゲットしました、さすが、お見事、漁猟長皆さんビールとワインを飲んでいるので、大騒ぎ。
梶浦さんが素麺の汁で煮料理にしてくれました。

☆ベテランと迷走
皆さんベテランでヨットの操りには余裕が感じられます。
折り返しのあとで風下に向かって無風状態になった時のことです。
波の音も消え静かに動いて話声だけが聞こえます。
私がティラーを握っていたのを忘れたのか指示がないので、てっきり順調だと思っていました。
遠くは靄で見えません。しばらくすると
「なんか方向が全然、これでいいんでしたっけ」
「いや方向は沖に向かっていますよ」
「江ノ島に向かっています」「あ、ほんと」
「あれ、帰っていませんよ、全然離れています」、と皆さん大笑い。
「じゃあ帰りましょう」
「もっと右ですね」、「ずっと右です」
皆さん落ち着いていて何ともない様子、さすがベテラン。

☆感想とお礼
今回は、ティラーをずっと握らせて頂いて丁寧に説明をうけましたので、風を感じてヨットを操作すると言う意味が少しつかめたようです。また、一方で難しさも良く分かりました。
皆さん一日お世話になりました。ワールドメンバーの方、頑張って下さい。大変楽しいクルージングでした、心からお礼申しあげます。