2021年7月4日 東京支部 活動報告

【活動日】2021年7月4日 日曜日
【参加者】4名(順不同敬称略)
ブラインド:殿垣内
サイテッド:橋本, そえだ, アラン

【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【出港時刻】10時8分
【帰港時刻】15時48分
【航行時間】5時間40分間
【走行距離】34.5キロメートル
【天気概況】雨時々曇り, 気温22度, 風速4メートル

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大雨の予報を念力で小雨に変更。前回、前々回も予報とは異なる天候にできたのは、竹内誠さんだけのお力ではないのかもしれない。

集合しても橋本さんが中止にしそうな気配を、動物のカンで察知していた我々あほうどり労働組合は、ブラインドでも目ヂカラを込め、出航していただくことに成功。

写真は、小雨の中バウに座り、出航にほくそ笑む私。結構、雨が降らない時間も多く、4メートルほどの風に恵まれた。うねりもなく、他に出ているヨットもなく、静かなセーリング。
但し、アランさんは常時、歌を歌い、口笛を吹き、DJトークをし、擬音を発している。

今回も、メイン、ジブ、ティラーを交代で練習。
神奈川支部の秋山さん、安西さん、石田さん、東京支部の村瀬さんに、全日本のとき特訓していただいた経験が、メインでは役立ちありがたい。

しかし、ティラーとなると、へろへろ。前回、竹内誠さんにご指導いただいたときは、ランニングだからできないのさとおもっていた。
そこで今回は、クローズのときに担当させてもらったら、全く不可思議なことに、あほうどりは左へ右へと蛇行し失速。
クローズでも、風がどこから吹いているのかわからない。橋本さんが「おれがここに座っているからだな。」といって移動してくださった。
「なんだ橋本さんのせいか。」と思ったが、もちろんそんなことは関係なかった。
その後の確認で、ティラーを持たなければ、どこから吹いているのか、だいたい風見通りに認識できていることが判明。

橋本先生も、実はあまり細かく仰らず、かなりおかしなことになりかけると、のぼってとかのぼりすぎとか教えてくださり、とても学びやすい。

アランさんやそえださんは、なにも言われることなく、快適にセーリング。涼しくタックの練習なんかしている。

あとはもう、視力のせいにするしかないが、残念ながら、他のブラインド会員がティラーをにぎるヨットにも乗っているので、この言い訳も使えない。
特に、以前ナウシカのティラーを持つ神奈川支部横倉さんの走りには、本当に驚いた話は、神奈川の報告書にもかつて記した。
あんなふうになりたいと思う。

しかし、雨でも雪でもヨットは楽しい。とにかく私は、日頃から風がどこから吹いているか常に意識して練習しようと思う。

今回の航跡マップはすごい。ほぼ、来た道を辿って帰っている。

【追記】あほうどりでは原則マスクを着用していますが、撮影時や、離れた場所にひとりでいるときなど、一時的に着用していない場合があります。

報告書作成:殿垣内大介