2020年11月 東京支部活動報告

活動報告書 JBSA東京

【活動日】2020年11月1日(日)
【参加者】7名(順不同敬称略)
サイテッド:橋本,小柴,村上,副田,林
ブラインド:村井,殿垣内

【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【出港時刻】10時2分
【帰港時刻】15時8分
【航行時間】5時間6分
【走行距離】27km
【天気概況】曇り時々晴れ,気温18度,風速1〜2m


ほぼ無風により昼寝者続出。

よって、今回は参加者が見ていた夢の内容を書くしかないぐらいなのだが、村井さんがかつてJBSAのメンバーといった思い出の地、石垣島での夢をみていたことは確かかもしれない。

風を待ちながら、前半は政治の話。
それと、小柴さんの「あの有名人は今」のコーナー。Googleで「天地真理 今」で検索するとよいとのこと。

気分が良くなった村井さんが、「これ、絶対秘密ですよ。ナイショの話。」といって、いくつも秘密の話をしてくれた。

そうこうしているうちに、就寝者が出始めたわけだが、私はまたヘルムスをつとめさせてもらい、1〜2mの風をなんとか感じながら練習。

今回は、村上コーチがコンパスを見ながら、30度、20度、15度などと読み上げてくださった。30度の方位を、風や太陽の温かみなどから感じたり、キープし続ける練習。

ちょっとでも、余計な会話をすると、「60度だよー」とコーチに指摘される。

iPhoneには、「コンパス」というアプリが標準で付いていて、iPhoneの画面読み上げ機能であるVoiceOverを有効にしておくと、村上コーチがしてくれていたことがiPhoneでできる。東西南北と360度方位を次々と読み上げてくれる。サンプルの音声を本メールに添付した。

その他、橋本さん、小柴さん、村上さんに、今更ながらブームバング、アウトホール、ワンポン、ツーポンのメインセールやジブセールのリーフについて質問した。

ポンツーンへの着岸は副田が担当。たいてい私はバウにいるのだが、後方でいつも騒ぎながら着艇させている声が聞こえる。しかし、当初はポンツーンのど真ん中に、完全に舳先から突っ込んで接触していたが、今はスムーズにできているように思う。

ここで、JBSAならではのまとめ。

JBSAは、視覚障がい者がヨットを楽しめる機会を創出する団体なので、この2回で、ブラインドとして感じたことを記しておきたい。


  1. ティラー操作の指導は腕を持って修正していただくとわかりやすい。
  2. どちらを向いているのかを把握するためにも、方向指示は「東90度をキープ」「南180度を維持」などと指定していただくとわかりやすい。また「70度になってるよー。20度のぼって。」という具合に修正していただけるとわかりやすい。

私も以前はインチキブラインドだったので、視力でカバーできることも多かったのだが、この1、2年で真のブラインドに近づいているため、ブラインドとしてこうしてサポートしていただきたい、ということが明確になってきて、逆に問題をクリアしやすくなってきた。

さて、次回は11月15日。橋本総長はお休みだが、活動する予定。その次は12月6日で、これが今年最後のセーリング。

12月20日は大掃除。掃除後の納会は今年はおこなわないとのことだが、納会目的でいらしていたかたがたも、大掃除のお手伝いをよろしくお願いします。

報告書作成:殿垣内大介