2008年10月 JBSA東京定期練習

東京から、鈴木克己が定期セーリングの報告を行います。

日時: 2008年10月19日 集合:夢の島10:00
天候: 晴れ、気温21℃
風: 北北東6~7m、波1m
使用艇: あほうどり
参加者(敬称略)
  サイテット(2名): 橋本、二瓶、
  ブラインド(4名): 安達、宮城、内村、鈴木

天高く快晴の下、気持ち良い北北東の風に急かされるように10:40には荒川の本流を下り、いつもの鉄橋にさしかかる。強風が吹くと三角波が立つ河口を越えて、暫らく進んだ辺りでセールを上げる。
前方には、東京ヨットクラブのレースが行われているのだろう。多くの艇がひしめき合っている様子。去年は皆勤賞をもらったことを思い起しながら、「あほうどり」は、レース水域を避けて南東150度に向けて一路直進する。風速は6~7mの力のある北寄りの風が吹いている。

内村さんが最初のヘルムスを務める。最初の内は、艇速とティラーさばきのタイミングが合わず戸惑っている様子。しかし、慣れてくるにしたがって安定して走り始めた。風が見えてきたのだろう。
時折、波頭が風に飛ばされコックピットにまで飛び込んでくる。誰かが「塩っぱい」と言うと、「僕のせいじゃないヨ!」と言って笑う。私はオイルスキンを出して着た。
その後、安達さん宮城さんと交代したけれど、それまで2時間ほどの間ジャイブ一つしていないことに気がつく。風向きに変化がなかったとしたら、「あほうどり」は、ひたすら直進をしたことになる。これほど長い時間、風とティラーの関係を体験したことは今まで無かったのではなかろうか。

いつもなら、お昼頃には風が止むので昼食にするのだったけれど、今日は治まらないので交代で昼食を摂ることにした。
それから艇を反転して夢の島に向けて帆走させる。風は少し上げてきた様子。「7m以上あるのではないか?」と誰かの声。GPSを見ていた二瓶さんが「最高7ノットでている」と言うと、全員が思わず声を上げた。
それから1~2度タックしてマリーナに戻る。

14:30、所定のポンツーンにもやいを取り、全員でセールを格納し、清掃し艇を降りる。
橋本さん、二瓶さんお疲れ様でした。今日は、風向きの読み易い一日、良い練習日でした。
内村さん、始めは、ヘルム感覚に戸惑っていたようでしたが、慣れるにしたがって快適に走りましたね。
私も暫らくぶりの練習で疲れましたが、楽しいセーリング有り難うございました。

それでは、東京から10月19日の定期セーリングの報告を終わります。
レポーターは鈴木でした。
またの再会を楽しみにしています。

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