2021年10月24日 JBSA神奈川 活動報告

JBSA神奈川 活動報告 デークルージング
定期活動

【活動日】2021年10月24日 日曜日
【ご協力】野村さん, 大賀さん
【乗船者数】10名
【参加者】8名(順不同敬称略)
ブラインド:殿垣内
サイテッド:秋山, 荒木, 三場, 林, アラン, 副田和美, 副田友香

【使用艇】ナウシカ(久里浜ヴェラシス)
【出港時刻】10時11分
【帰港時刻】13時37分
【航行時間】3時間26分間
【走行距離】20.6キロメートル
【天気概況】晴れ, 18度, 風速1〜5メートル

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まず、JBSAの活動のために、協力艇を出してくださった、オーナーの野村さん、大賀さんに感謝の意を表したく思います。
ありがとうございます。

また、今回希望者多数のため、ご辞退くださった会員のかたにも、機会をお譲り頂きましたことに、お礼を申し上げます。

ナウシカに乗せていただくのは、私は実に2年ぶりで、この間、毎回参加希望をしていましたが、見事なまでに、天候で中止、そしてコロナで自粛となり、こんなにも間があいてしまいました。

アランさんや友香は、ナウシカは初めてで、この二人の喜びようは、相当なものでした。

綺麗な船、きらきら光る海、空気の澄んだ空、甘い香りすらする久里浜。毎週乗せていただきたいとのことでした。同感です。

出港時より荒木さんが、京セラのアウトドア向けスマホ「トルク」でのみ利用できる、セーリング用のトレーニングアプリ「Sailor’s Log」で記録を取りながら、天候や速度、まっすぐ走っているか、タックは綺麗にできているかなどを、伝えてくださっていました。アプリの紹介ページはこちら

出港時と帰港時は、大賀さんがヘルムスとして操船してくださり、その他は、副田さん、殿垣内、林さん、友香がティラーの練習をさせていただきました。

副田さんは、タックの練習をもっとしたいそうです。

私は、相変わらず風がどこから吹いているのかわからなくなり、首をふってひたすら風を探していました。
つくづく、他のブラインド会員が、なぜあんなにうまく走らせることができるのか、不思議に思いました。

林さんは、アドバイスがほとんど不要のティラーさばきで、皆さんからも評価されていました。羨ましい。

友香は、一応手前味噌ということになりますが、センスがあると思います。天然女子高生なので、自然の一部になっているのかもしれません。秋山さんからもご評価をいただいていました。

しかし、この初心者4人が、皆さんからしたら稚拙な走りをしている間も、野村さん、大賀さん、荒木さんは決してその走りを放置せず、メインやジブのシートだけでなく、カニンガム、ブームバング、アウトホール、トラベラー、バックステイ、ジブカーの位置など、非常に頻繁に調整し続けてくださり、私は感動しました。

どんなときも、少しでも風を捉えようとされていて、ヘルムスがのがした風とスピードを補おうとしてくださる姿に、感動すら覚えました。

というのは、真っ直ぐにさえ走ることのできない私を、見捨てることなく一緒にセーリングをしてくださっているような感じがしたからです。

ランニングでの帰路、ジェネカーをあげました。これは私にはまったくわからないものですが、バウで邪魔するわけにもいかず、ひたすら音と声だけ聞いて、状況を把握しようとしましたが、未だによく理解できていません。

副田さんは、ジェネカーのシート(?)をひかせてもらっていましたが、ウォーとか言っていて、たぶん、力がいるんだろうなと想像していました。

マリーナに戻ってから、船上でランチをとりました。

また、素敵なナウシカでのクルージングに、参加させていただける日を楽しみにしています。

報告書作成:殿垣内大介