2021年12月5日 JBSA東京 活動報告

JBSA東京 活動報告 12月5日
定期活動

【活動日】2021年12月5日 日曜日
【参加者】8名(順不同敬称略)
ブラインド:小倉, 殿垣内
サイテッド:橋本, 谷下田, 村上, 林, 古庄, 副田
ポンツーン見送り:児玉, 伊藤, 伊藤GH
マリーナ待機:小倉ブリス

【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【出港時刻】10時20分
【帰港時刻】15時1分
【航行時間】4時間41分
【走行距離】29.3キロメートル
【天気概況】晴れ時々曇り, 10度, 風速1〜3メートル

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今回は小倉さんに感想文を書いていただきました。
以下から、小倉さんの感想文です。

12月5日の活動に参加しました。
冷たい空気がお日様にとけてきた頃、事務の用事の伊藤さんと他のクルーで来ていた児玉さんに見送られて海へ。

「あほうどり」に乗るのはこれが初めて。
そして参加者の谷下田(やげた)さん、橋本さん、村上さん以外は、初めて一緒に乗る方々。新鮮な気持ちです。
ティラーを持つのは二年ぶりで、まずはリハビリからの始まりです。

風は軽風。
バウの林さん古庄さん村上さんはどちらかといえば寡黙なタイプ?
コックピットでは、肋骨を5本骨折療養中の谷下田さんが「かけ声大将」。みんなに指示をしながら、人生も語る。
ジブは副田(そえだ)さん、メインは殿垣内(とのがいち)さん、スキッパーは橋本さん。
緊張のヘルムスマンでしたが、風も徐々に上がり、たまに8人の息も合って? 楽しい時間でした。

午後は橋本さんがティラーを持っているのかと思っていたら、殿垣内さんだったんですね。いい感じ。
また、どうぞよろしくお願いいたします。

以上が小倉さんの感想文です。

今回特筆すべきは、知り合って4、5年、一緒に飲んだりお話ししたりさせていただいてきたのに、小倉さんと、まさかの初ブラインドセーリング。

さすが伝説のヘルムスパーソン、サイテッドの方々から少し情報をもらうだけで安定。私のメイントリムが小倉さんの走りを妨害していなかったことを祈る。

上記の小倉さんの文章には、午後は私が安定したティラーさばきをしていたような記述があるが、もちろん私がそんなことをできるはずもなく、橋本さん、副田(そえだ)さんという順番でヘルムスを担当していた。

私は今回、終始メイントリマーをつとめていた。面白かったのは、8名も乗っていたのに、タック時にジブにつく人がいなかったため、しめしめと、そこから私がメインシートとジブシートの2本を持ってトリム。

これはかなり楽しかった。ジブを引き込むと、メインシートにかかる重みが変わる。双方を出したり引いたりして、色々試してみていたのだが、両方にちょうど良い重みがかかるところがあり、このとき、風下側の船体が水を切るパシャパシャという音が、最も速くなる。

風見、テルテール、リーチリボン、セールの張り具合が見えないブラインドは、こうしたシートの力や音を感じる経験もたくさんして、感覚でわかるように学びたい。

ところで、参加者に谷下田(やげた)さんの名前があって、静かなセーリングが行われていたはずはない。最近あほうどりでは、セーリング技術向上のための努力を試みているが、それでもこの、江戸っ子べらんめえ教祖様が乗れば、船上の空気は普段とはまったく異なる。

アバラは5本ではなく3本だと思ったが、何本折れていようが、この教祖様には関係ないい。数々の自供、自白ネタに、船上は笑いと戸惑いで溢れていた。

もう一つ特筆すべきことは、今回、落水訓練の練習をおこなったことだ。
かつて、古庄さんの「あっ!」という声と共に、グローブが海に消え、ビーフジャーキーが沈み、今回は、缶ジュースが落水。

この、アルミ缶に収められているジュースに愛着のある谷下田さんが、彼あるいは彼女を見捨てるはずはなく、すかさず救助しようということになった。

私は、雑誌KAJIの11月号に載っていた、八の字救助法ができるとメインシートを握りしめ、わくわくしたのだが、あっさりエンジン始動。一直線に落水者の元に向かい、谷下田さんが見事に網で救助した。

救助に向う途中で、この缶ジュースは飲み掛けのものであることが判明したのだが、見事に口の部分が海面から浮いて出ていて、助けることができた。

谷下田さん同様、缶ジュースを愛する古庄さんは、嬉しそうに要救助者を飲んでいたので、「海水、はいっていないんですか?」と尋ねたら、「入ってるよ。でも、これレモン味だから、塩味が混ざって美味しい。」とのこと。

東海支部のかたには想像もつかないかもしれないが、東京湾の水は相当に問題がある。案の定、古庄さんはその後、トイレが必要な事態となった。

今回は、練習も思う存分でき、クルージングとしても楽しい活動日となった。

報告書作成:
小倉恵子
殿垣内大介