活動報告 JBSA東京 2022年4月17日 定期活動

活動報告 JBSA東京 4月17日 定期活動

【活動日】2022年4月17日 日曜日
【参加者】8名(順不同敬称略)
ブラインド:小倉
サイテッド:橋本,やげた,村上,小柴,林,古庄,そえだ
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【出港時刻】10時09分
【帰港時刻】15時23分
【航行時間】5時間14分
【走行距離】17.1(推定)
【天気概況】曇り, 気温18度, 風速0.2〜1.0メートル

17日のあほうどりは、曇り空から始まりました。
出艇してすぐにポツリと顔に雨が・・・。「どうか雨は降りませんように・・。」と願い、橋をくぐりました。

風がないということは予報で知っていましたが、こんなにも風がないのは久しぶりです。メインもジブも出しましたが、とにかく無風。
文字通り「ぷかぷか浮いている」状態でした。

そうすると、必然的に、美味しい飲み物の時間へ。
とのがいちさんから差し入れの、黒霧島というお芋の飲み物。そしてやげたさんからの麦のアワアワ飲み物・・・。

少しして、小柴さんから、ちょっとした(はてな)発令が。英語禁止条例です!
すると、船の世界は横文字が多く、例えば、命の紐、まえの帆、中央の帆、内燃機、縄、などなど。それに加えて、今まで意識していなかった日常の会話にも、たくさん横文字が含まれていました。
横文字を言わないようにして、みなさん黙ってしまうのかと思いきや、不思議な飲み物のおかげで、みなさんポロポロ出てきて、古庄さんは横文字を繰り出し、瞬く間にトップ。2いはなんと村上さん。
やげたさんに「黙っている林さんとそえだはズルイ!」と言われました。ですが、林さんはいつものようにゆったりと楽しんでいらっしゃっていて、私はお客さまに心地よい飲み物を提供していたので、決してズルかったのではありません。 かっこわらい。

どこまでもどこまでも漂っていたあほうどり。「どこにも風がないねー」ということで、14時すぎにエンジンをかけ、帰途につきました。ジブは、村上さんと林さんがまとめてくださいました。

「いつも、帰りのルートを見つけることができないです」とそえだが橋本さんに相談すると、「まずは、左右の目標ぶつを見つけること。そしてどこに向かって走るのかを決める」と指導してくださいました。とりあえず風車を目指していた私は、「目標ぶつがある場合の、自分の位置を知る」と言う、当たり前のことを再確認しました。

メインセールも林さんがまとめてくださり、どんどん色々なことを覚えていってくださっています。
やげたさん指名で、私がちゃく艇をやらせていただくことになりました。「どんどんやらないと、上手くならないから!」とおっしゃられ、気合を入れて臨みました。
が、私は堪え性がないようで、みなさんに「まだまだまだ!。舵切らないで!」と言われてしまいました。
艇の長さ、自分の立つ位置、バウが入る角度、惰性・・・。気をつける課題はたくさんあります。橋本さんからいただいた点数は、65から70点。合計点が出るように頑張ります。
次回のちゃく艇は、やげたさんが見本を見せてくださるそうです。よろしくお願いします。

ここまで、そえだでした。

以下は、小倉さんからです。

東京支部のブリス&小倉です。

4月17日の活動の感想です。

この日は朝から風のない状態です。
東京湾の真ん中で練習諦めのがっかり気分でしたが、それを払拭するような気合の入った「乾杯」の声に気分は一転。
自然相手のスポーツマンはどんな状況でもエンジョイできるのです。
それからはそえださんの報告書にもあるように「横文字使用禁止」の言葉遊びに、お昼ご飯も忘れての盛り上がり。「黒霧島と麦泡の祭」は続くのです。

スターボードは右舷。ポートは左舷。それから「面舵」と「取り舵」へと話は流れて。
(実は昨日、古庄さんのメールが報告書かと勘違いをして、続けてアップした内容に続くのです・・・)

雑学の時間に「おもかじ とりかじ」の話がありました。
その由来をウロ覚えで説明したのが気になりましたので。

方位を十二支でわけると東が卯で西は酉になります。
なので、舵を右にきることを卯舵。それが次第になまって面舵になったようです。
左に舵をきることは酉舵。それが取り舵になったようです。
ちなみに、東・西・南・北は、卯・酉・午・子に定められているそうです。
午前・午後もここからきてます。
また、和船は舵輪ではなくティラーと同じ動きでむきを変えるので、方位を示す干支は180度左回転させて使用していたそうです。
大雑把な説明ですみません。訂正がありましたら、お願いいたします。

止まることを知らない「言葉遊び」でしたが、終わりの時間となりました。
風のない日、ブラインドはやることがないのですが、みなさんと一緒に海の上で、楽しい時間を過ごしました。

次回もよろしくどうぞ。


以上小倉さんからでした。

作成者:そえだ和美

このメールには、8枚の写真と1枚の航跡マップが添付されています。