活動報告 JBSA東京 2023年4月23日 こどもの日クルージング

会員のみなさま
JBSA東京のそえだです。23日に行われたこどもの日クルージングの報告書をアップします。

活動報告 JBSA東京 2023年4月23日 こどもの日クルージング
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【活動日】2023年4月23日
【参加者】サイテッド:橋本、小柴、そえだ
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【集金】なし
【天気】曇り時々晴れ
【気温】19度
【風速】1〜3メートル
【航行時間】1時間10分
【航行距離】4.8キロ
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【連絡事項】
● ビルジウォーターなし

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4月23日、第31回子どもの日クルージングに参加しました。こどもの日クルージングとは、東京ヨットクラブ、東京夢の島マリーナ、浦安マリーナが実行委員会を務める、児童養護施設の子どもたちと一緒に東京港クルージングを行う催し物です。コロナの影響で、4年ぶりの開催となりました。 前回一緒に参加した娘のゆうかは、当時、中学生でした。今や生意気な大学生です。時が経つのは早いものです。 

8時20分頃から人が集まり、子どもたちと先生が、番号の前へ並び始めました。 あほうどりの番号である15番へ行くと、かっこいい男の子二人と、優しそうな男性の先生が待っていてくれました。聞いたところによると、車の渋滞を考えて早く出たところ、8時すぎに着いてしまったとのこと。大変お待たせしました。 

9時に開会式が始まり、挨拶や注意事項を聞き、配られた飲み物とお菓子を持ってマリンセンターを出ました。バースに到着して、あほうどりに乗って記念撮影。ライフジャケットを着て、出発。今回は2回目の乗船ということでしたが、前回はヨットではなかったそうです。 

 喉が渇いたり気分が悪かったりしたら、早めに知らせることなどを説明し、橋をくぐりました。 「この船で、一番偉い人は誰でしょう?」と、問いかけてみたところ、子どもたちは控えめに橋本さんを見ました。「あたりです。」の言葉に先生はニコニコ。ついで、2番目に偉い小柴さん、クルーのそえだの順に紹介。ふたりは6年生、先生の年齢は聞き忘れました。若洲をすぎたあたりでメインアップ。3人がかりでハリヤードを引いてもらいました。そして、エンジン停止。「今、風だけの力で走っているんだよ。ヨットっていうのはこういうものだよ。静かでしょ?」と、小柴さん。非日常ですね。 

 キャビンを見てみたいとふたりが言い、中を探検。バウ、ギャレー、クォーターバース、ヘッドを紹介。中でもヘッドに興味を持ち、使い方を聞いてきた。そして実際に体験。やっぱり、おもしろかったよね? 11時すぎにはマリーナへ戻っている必要があるため、大急ぎのクルージング。なのに、ソファーでお菓子を食べてくつろいでいたので、「いい風だから、外に出ておいでー!」と、コックピットへ引っ張り出した。 幸い風は2メートルほどあり、なんとかセーリングできている。ディズニーランド手前でタックし、帰路に着く。 もちろん操せんしてもらいました。「こっちに動かしたら、右に曲がるからね。あの黄色い建物を目指して。」と橋本さんが伝えると、なんと、蛇行することなく操せんし始めました。センスの良さに、とてもびっくり。先生にも操せんしてもらいました。 

 マリーナへ戻り、会議室でカレーとお餅を食べました。それからマリンセンターでお餅つき体験。しかし、子ども達は遠巻きに見ているだけ。「記念だからやっておいでよー!」と言っても、恥ずかしがって行かない。「一緒に行こう!」と誘っても、嫌だという。先生と一緒に頑張って誘ったのだが、片づけられてしまった。残念。 

 閉会式を終え、最後の挨拶。夜なべをして、ビーズで作ったヨットのキーホルダーをプレゼント。男の子だから、どうかなと思いましたが、貰ってくれました。二人とも礼儀正しくて賢く、いい子でした。元気で育ってね。また会えるといいなあ。