活動報告 JBSA東京 2023年5月21日 定期活動

活動報告 JBSA東京 2023年5月21日 定期活動
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【活動日】2023年5月21日日曜日
【参加者】8名(順不同敬称略)
ブラインド:田口,佐藤,水田,殿垣内
サイテッド:三場,古庄,副田,玉木(体験2回目)
【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【天気】晴れ
【気温】24℃
【風速】1から6メートル
【航行時間】10時4分出港 15時39分帰港(5時間35分)
【航行距離】約36.15キロメートル
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【連絡事項】
●出港前異常なし
●メインシート結び目付近で次回カット
●ティラーエクステンション固定部品取り外し持ち帰り
(サイズはかり調達します)
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今回、田口さんがサイテッドの玉木さんというかたを、体験セーリングにご招待してくださりました。実はあほうどり体験は2回目で、約5年前の2018年に、ご一緒させていただきました。素敵なかたで、マリーナの近くに住んでいらっしゃるとのことでしたので、当時、バウでぜひ一緒に活動していただきたいとお誘いしたことを覚えています。

セーリング中、すぐにご入会いただけるとのお話をいただき、古庄さんが、よく考えた方がいいですよと、言わなくて良いことをおっしゃるほど即決でした。
田口さんはじめ、今回参加してくださった皆さまの魅力のおかげです。
写真の説明ですが、1枚は全体を捉えた航跡マップで、ぐるりと回って帰ってきているように見えるものです。
しかし、拡大してみると、ブラインドががんばっている様子がわかる航跡マップになっています。ぐるぐるその場で回っているシーンも見受けられます。

【活動の様子】 
東京支部の佐藤です。今回は”笑い”をテーマに報告します。 

新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことに伴い、新木場の朝は今年初めての賑わいを見せています。りんかい線の改札口手前からトイレまで激混みです。聞くところによるとロックフェスティバルがあるとのことでした。 

集合場所にたどり着き、暫くして若い女性2人組から声をかけられました。「コンビニはどこにありますか?」との道案内を求めるものでした。どうやら駅のトイレが使えずコンビニとなってしまった様です。トイレ顔の私は「あちらにございます。」と紳士を気取ろうとした矢先。「あっ、あった!」とのことで、そのあと無視……。残念、またの出会いを楽しみにしております。その後、副田さん田口さんと殿垣内さんと合流。田口さんとお会いするのは初めてです。田口さんはナント!4年ぶりに参加されるそうです。奇跡の出会いは田口さん、男性でした。 

まもなく全員集合。田口さんからの紹介でサイテッドの体験の方(玉木さん)はマリーナにて集合です。天気は快晴。ジャケットを脱いで半袖1枚に。(安心してください、履いてますよ。)風も心地よく初夏を感じさせます。私にとっては約1ヶ月ぶり、最高のセーリングとなります。マリーナハウスに到着。玉木さんに自己紹介して、いよいよ出発。 

風も天気も上々で肌の日焼けは必至。あほうどりではメインシートがすぐに目に入りました。新しく滑らか、交換ありがとうございます。副田さんの機走で出港。 

若洲沖ではハンザの方々がセーリングを楽んでいます。ハンザエリアを通り抜けて安全確認OK。セーリング開始。久しぶりのハリヤードでメインアップ、力が入ります。 

ティラー操作は水田さん。同時に心の栄養ドリンクタイム。一斉に缶をオープン。会話も弾みます。 

まずは年齢の話。田口さんの年齢をお伺いして皆驚愕。永遠の美少年、今話題の芸能事務所から逃げ出してきたのかもしれません。大変失礼ですがお若くて素敵です。(後半の文章で撤回することになりますけど) 

次いで、水田さんに歳をお伺いすると、その若さからか「バリバリ-ぎっちょんちょん-だね。」と、田口さんの言葉。(解説;おそらく男として乗りに乗っている時期のこと=船だけに) 
その表現方法と雰囲気に皆爆笑が止まりませんでした。 

笑いの中、セーリングは風がなく失速。ティラーは佐藤に変わりました。副田さんが一生懸命に風を探してくださいました。すると次第に進みだし3ノットのスピードで巡航。三場さんが速度計を用意してくださっていました。アビームからクローズまでの難しい風でしたが、副田さんや田口さんのアドバイスで頑張ることができました。ありがとうございます。 

会話も栄養ドリンクもさらに進みます。キャビンから三場さんも笑いに参加です。話題は古庄さんの経歴の話。皆からはポリス!ポリス!(なぜか英語)との噂あり。古庄さんは「他人の方からよく産婦人科医に間違えられるんだよねぇ。」と、大爆笑。おそらく共通理解としては真面目なエッチを表現できるのかと思います。本物の婦人科医に見えます。 

次第に風が強くなり殿垣内さんにがティラー操作を。「待っていました。」とばかりに田口さんがメインシートトリマーに。そうです。一気にレースモードが高まりました。笑いの場は一変し皆本気モードに!!例えるなら産婦人科医が急な出産に立ち会う感じです。スピードはさらに、6ノットまで高まりました。 

いつのまにか海ホタルが見えるくらい遠くに行きました。玉木さんは田口さんからのご紹介です。以前は大型船に乗って東南アジアを回ってたそうです。船のエンジニアさんでもありフォローのほど、よろしくお願いします。ティラー操作も楽楽でした。 

日差しと風は順調で、もう4時間が経過していました。折り返しをしてランニングとなります。佐藤がティラーを握ることになり、ワイルドジャイブが気がかりで、ついクオータリーになってしまいます。まだまだ練習が必要だと感じました。 

そんな中、コックピットでは田口さんと殿垣内さんの会話が耳に入ってきました。何やら、ブラインドとサイテッドの関係についてのお話。田口さん「JBSAのサイテッドの皆さんはボランティアとして参加してないよ。仲間として参加しているんだよ。」とのこと。殿垣内さんも賛同の様子です。そうなのです!JBSAはお互いが協力し合うという同等の立場にあるのです。福祉用語を借りると、ノーマライゼーションやユニバーサルデザインといったところです。とても素晴らしい理想的自立の形なのです。 

水田さんにティラーをたくしランニングは続きます。コックピットでは、またもや田口さん。今度は「かずみちゃん本当に可愛いねっ。エキゾチックだよね。」と、ラブコールがひきりなしです。確かに素敵なので、私を含めライバルもたくさんいること、忘れないでくださいね。しかもエキゾチックって………。 
 
終始、笑い放題で、のんびりクルージングでした。会社での嫌なことを忘れ、純粋に楽しむことができました。田口さん「次回は2年後。」と言わずにまた来月お会いしたいです。東京支部の皆さんお疲れ様でした。次回は私も笑いを取れるよう頑張ります。ありがとうございました。