活動報告 JBSA神奈川 2023年8月27日 定期活動(落水者救助講習・訓練)

神奈川支部の活動報告をお送りします。

【活動日】2023年8月27日 日曜日
【概要】シーボニアマリーナ/ルミナス/定期練習(落水者救助講習・訓練)/晴・曇り/北東3−5m/sの風
【参加者】7名、ブラインド:飯塚、サイテッド:秋山、安西、中尾、荒木、スモーレン、猿渡
【内容】
~10:00 艤装
10:00 マリンルーム集合、事前清算、荒木さんによる落水者救助講習
落水者への寄せ方は多々あるが、たくさんは覚えられないのでひとつの手順を基本形として覚える。
基本形は2023年8月9日に殿垣内さんからメーリングリストへ送信されたものを参照。ここでの説明は省略。
10:30 出航、落水者救助訓練
沖に出て、マリーナからお借りした旗付きの浮環を落水者に見立てて、役割交代で浮環に寄せて拾う訓練を行う。
基本形の一連の手順の最後、落水者の風上側でボートを停止させることがとても難しい。反復練習が必要。


12:00 ランチタイム、セーリング
13:30 小網代湾内にて落水体験とボートによじ登る手段の検証(検証者:荒木さん、猿渡)
スピンシートを用いる方法、及び、荒木さんが作って来てくれた縄梯子を検証。
スピンシートをボート前後のクリートやウインチ等を使って固定し、ボートサイドの海中にシートをたらし落水者の足掛かりとする方法は、シートに足をかけると船体とシート足がはさまる状態となり、這い上がることが出来なかった。
縄梯子は這い上がることができたものの、梯子にかけた水中の足は前方(船底のバラストキールの方向)に逃げてしまい、脚力を生かせず腕力で登る必要がある。登ってきて梯子に体重が乗ってくると船体と梯子に手や足がはさまる方向に力がかかるのは上記と同じ。改良の余地あり。


14:30 上架、片付け、清掃、反省会
ルミナスで落水が発生すると、技術的にも装備的にも救助が難しい。体験しないと分からないことが多い。良い経験だった。
何よりも落水しないことが重要である。
15:40 解散

以上