活動報告 JBSA東京 2024年4月7日 TYCレース第2戦

活動報告 JBSA東京 2024年4月7日 TYCレース第2戦

【活動日】2024年4月7日
【活動名】TYCレース第2戦:スプリングレガッタ(定期活動)
【活動種別】レース関連事業
【担当支部】東京支部
【使用艇】あほうどり
【参加者数】合計:8名(会員数:7名、体験者数:1名、その他:0名)
【参加者ブラインド】小倉恵子、殿垣内大介、金子聡、水田雅之
【参加者サイテッド】児玉源寿、谷下田忠、副田和美、体験者
【天気】曇り
【気温】18度
【風速】1から4ノット
【航行時間】8時53分から13時33分(4時間50分)
【航行距離】24.63キロメートル
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◆連絡事項
・帰港後ポリタンから給油。燃料は、ほぼマンタン
・ポリタンクは、1つ空。もう一つはほとんどカラ。次回ポリタンに給油してください
・南京錠新しいものに取り替え
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ギリギリまで、何度も予報を見るが、風がない。セミロングでの無風は、あほうどりには致命傷。
昨年のセミロングでは、リタイヤを経験しているだけに、今回は絶対にフィニッシュしたい。

今回は、スペシャルなかたが体験で参加してくださった。教えていただきたいことがたくさんあったのだが、シャイな私?はお声がけがなかなかできない。バウで、とのがいちさんとお話ししている中に入りたかったが、黙々とレース海面まで操せん。

海上エントリーを済ませた後、児玉さんが困ったように、「こりゃ、ポートスタートかなあ」とおっしゃった。
他の艇もそう思っているようで、本部艇よりもアウターマークのほうに艇が多くいる。
かみマークを引っ張っているマーク艇が、なかなか遠ざかろうとしない。風がなさすぎて、位置が定まらないのかなと思った。

やっとマークボートが走り出した。早めにエンジンを切ったあほうどりはアウターマークと本部艇の周りをいったり来たり。しばらく風を見ていた児玉さんの指示で、本部艇方面に近づいた。スタボーでのスタートが出来そうな風に変わったようだ。
5分前になり、ホーンが2回鳴り、AP旗があがった。レース延期の合図だ。あほうどりは風がなさすぎて、ゆらゆら漂っている状態。
本部艇と付かず離れずウロウロすること、30分。本部艇からホーンが3回鳴り、N旗とA旗が上がり、本日のレースは中止となった。

1時間と少しかけていった道を、戻る。機走だったが、ティラーをみずたさんが握る。初めはそえだがサポートをしていたが、途中から、体験者さんにご指導していただく。このかたは、パラリンピック監督としてご活躍なさったかた。みずたさんに指導していらっしゃる内容を聞き漏らさないように、耳を大きくして聞いていた。その横では、「お疲れさま〜!」と、乾杯の声が聞こえた。なんともいえない幸せを感じることができた。

ポンツーンに着き、片付けを済ませてアトリウムへ。レースはなかったが、とても楽しい日だった。

アフターは、いつものお店。児玉さんとやげたさんはお車だったので、お帰りになられた。体験者さんも参加してくださって、これもまた楽しい時間となった。

これからは夏の風になっていく。

さまざまな風を感じ、みなさまと一緒に楽しくセーリングをしていきたい。

報告書作成:副田和美