活動報告 JBSA東京 2024年5月26日 TYCレース第3戦

活動報告 JBSA東京 2024年5月26日 TYCレース第3戦

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◆ 基本情報

【活動日】2024年5月26日
【活動名】TYCレース第3戦
【事業種別】レース関連事業
【活動種別】レース
【担当支部】東京支部
【使用艇】あほうどり
【参加者数】合計:8名(会員:8名,体験:0名,その他:0名)
 ・ブラインド 小倉,金子,水田,殿垣内
 ・サイテッド 安西,副田,古庄,松田
【天気】曇り時々晴れ【気温】21度【風速】7から219ノット
【航行時間】9時30分出港 13時55分帰港(4時間25分)
【航行距離】33.5キロメートル

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◆ 連絡事項

・レース用抗議旗はスタボー側ラックに収納
・燃料残り3分の2

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◆ 活動のようす

あわや人手不足で皆勤賞断念かというところでしたが、ぎりぎりまで、JBSAの内外のかたがたが調整をしてくださり、今回も参加が実現しました。ありがとうございます。

レース終了後には、第1戦から第3戦までの表彰式があり、JBSAのあほうどりは、第1戦はクルージングクラス第2位で、賞品として水筒をいただきました。今回は、現時点で正式発表はされていませんが、ちょっと厳しい結果かもしれません。

レースの模様は、レース担当の小倉さんから別途ご報告をいただけると思いますので、この報告書では詳細ではなく雰囲気のみ記します。

今回の主役は、何といってもレースのプロ松田さんの、サイテッドスキッパーとしてのデビュー。とはいえ、そのための練習は、1週間前に少し体験した程度で、十分な準備ができていたとは言えない状態での挑戦にも関わらず、当日参加された安西さんや、レースの動画をご覧いただいた児玉さんから絶賛されるサイテッドスキッパーでした。

ヘルムスは小倉さん、メインセールトリマーは金子さん、ジブセールトリムはそえださん、古庄さん、安西さんは総合アドバイザー、とのがいちはカメラマンと雑用係、水田さんはのぼりで交代できたらヘルムス要員でしたが色々ゆとりがなく今回は帰りに練習しながら帰ってきたときのヘルムスでした。

船の外側は私の視力では認識できませんが、私はコンパニオンウェイにいたり、サイドデッキに安西さんといたりしたため、内側での出来事をゆっくり観察することができたうえ、安西さんのさまざまな、例の「つぶやきアドバイス」を聞くことができ、とても勉強になりました。

ゴールしたあと、お昼を食べて、ヘルムスを水田さんに代わって練習を始めましたが、メインを出してもヒールがきつくなってきたため、マリーナへ戻りました。

その後は片付け、ポンツーンでJSAFミニミーティング(内容はまた改めて)、マリンセンターに戻って帰り支度、そして表彰式、その後2階のオーナーズルームで、今年の全日本ブラインドセーリング選手権についての話し合いなどをおこないました。

来月の活動は、体験者ありの定期活動、あほうどり回航20周年イベント、TYCレース第四戦、船底塗装のためのドック入り、チーム利用予約がそのあと1回となっています。

村上さんがTimeTreeで管理してくださっている、相模湾のルミナス予約状況をみると、フル稼働なぐらいで、今年もJBSAは盛り上がっていて良いですね。
10月におこなわれる全日本ブラインドセーリング選手権では、20人の選手が参加できそうですし、2年後の創立30周年記念に向けて、どんどん皆さま盛り上げていただけるとありがたいです。

報告書作成:殿垣内大介


ここから小倉さんのレース結果報告
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JBSA各支部の皆様東京レース担当の小倉です。
5月26日に行われたTYCレース第3戦東京港ヨットレガッタの結果です。
参加艇 27艇総合順位 21位クルージングクラス 8艇着順 4位
修正 4位

今回はレース一週間前にキャンセルがあり、クルー急募ではありましたが、お二人が参加してくださり無事にエントリーすることができました。どうもありがとうございました。またお声がけにご尽力くださった皆様にも感謝いたします。
<レースについて>当日のコンディション天気:晴れ 気温:24℃ コース:4レグ 風向:230°〜240° 風速:5〜12KT
当日の朝は軽風でしたが、レース海面に到着した頃には微風へ。そんな中でのスタートは、どの艇もジャストスタートは難しかったと思われます。不安定な風ではありましたが、スタートラインを切るとワンタックのポートアプローチで上マークへ。この頃には風も次第に上がってきました。スターボー艇をうまくかわしてタックの後はベアと順調でしたがここでトラブルが、そしてマークタッチ。しかし、スキッパーの松田さんは動揺することなく次の指示を出します。このレグでは後続艇をやり過ごして一回転。風はランニングからクォーターリーへ。下マーク回航は慎重に。3レグでは風がさらに上がり快調な走り? いえ、ウェザーヘルムでアングルを維持できないヘルムスマンです。4レグは流し込みフィニッシュ。初めてスキッパーを担当してくださった松田さん。そのぶれない指示は圧倒的でした。ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

レース報告:小倉恵子