活動報告 JBSA東京 2025年9月14日 TYCレース第6戦
活動日:2025年9月14日
イベント名:TYCレース第6戦
事業種別:レース関連事業:レースに関する活動。安全講習会や表彰式など
活動種別:レース
担当支部:東京
使用艇:あほうどり
参加ブラインドの名前:小倉,田口,殿垣内
参加サイテッドの名前:堀江,賀来,島津,副田,古庄,
会員数:8
体験者数:0
その他:0
合計参加者数:8
開始時刻:8時18分
終了時刻:14時14分
天候など:4時間55分
航行情報:29.7キロメートル
連絡事項:・トイレ異臭及び詰まり問題発生
・賀来さんと副田さんが解消
・排水用配管の壁面清掃検討(後日問題なし)
活動のようす:
今回の活動報告書は、堀江さんの詳細なレポートと、小倉さんのレポートで、状況がすべておわかりいただけると思いますので、小倉さんのメールから、そのまま以下にコピーを貼り付けさせていただきます。
付け加えるのであれば、スキッパーの堀江さん、ヘルムスの小倉さん、メイントリマーの田口さんをさしおいて、「クルージングクラス 2位 あほうどり」とまさかのコールがあったときに、誰よりも大喜びして騒いでしまったことを恥じているぐらいでしょうか。
まるで、年間優勝したかのように、白杖をふりあげて、表彰されにゆき、その様子はいつものアクションカメラで終始撮影していましたが、自分であとで録画をみて、声がうらがえったりうわずったりしていて、ただのオタク状態で、とても、皆さまに公開できるような動画ではなく、撮影者の特権により、お蔵入りとさせていただきました。
とにかく、毎回表彰式でコールされるJBSA。
すごいですねぇ。
私は今回は、ウエイトで左へごろごろ、右へごろごろところがっていただけなのに、大騒ぎしてしまい失礼しました。
ここからさきは、小倉さんと堀江さんの、ちゃんとしたレポートです。



こんにちは。
東京レース担当の小倉です。
10月14日に行われたTYCレース第6戦セプテンバーレガッタのリザルトがアップされましたので報告します。
(リザルトから)
クルージングクラス 6艇
あほうどり 着順5位 修正2位
この日は強風を覚悟しての参戦でしたが、思いの外風は弱まり、7分遅れのスタートでした。
すでに風は大きく振れていて、すぐにスピンアップ。皆さんの流れるような動きを感じつつ、ひたすら走らせることだけを考えてティラーを握っている私。
蛇行しようと、大きな声が聞こえようと、スピンがどうなっていようと、タックが失敗しようと、ひたすら走らせて、走らせて、走らせて。
着順は最後だったのかな。でもホーンが鳴ってフィニッシュできてよかった!
帰路では、ヘルムスの練習をしている前向きな殿垣内さん、朝から絶好調だった田口さんは静かになって、小倉は居眠りです。
だれもが順位には期待していなかった素振りです。



表彰式とパーティーは午後3時30分から。
本当なら、第4第5戦とこの日の第6戦の総合順位の表彰を行うはずが、先の2つのレースが中止となったために、第6戦のみの表彰式となりました。
各クラスの3位の発表でしたが、あほうどりは呼ばれずに、微かな期待はきえたのでした。
しかし、2位の発表で、あほうどりの名前が呼ばれた時には一瞬、驚きの声。信じられない!奇跡だ! OMG! と、大騒ぎ。
前に出て賞品をいただいた時に、1位とは30秒差と聞こえてきました。
さすが、あほうどり。
皆様、ありがた山でござりんす。
最後はみんな笑顔のパーティーでした。
スキッパーの堀江さんからレース振り返りが届きましたので転載いたします。
ここから。



<コンディション:コミッティー発表>
・天気:晴れ(気温:33℃)
・風向:210°
・距離:約5.2マイル(1レグ:1.5マイル=>1.1マイル?)
・風速:3~10KT
<成績>
・クラス2位(6艇中)
・感覚的には全くダメなレースでしたが、望外のクラス2位
・修正時間で見てみると、クラス優勝のアナちゃんとは30秒差(Cクラス優勝のラハイナには約9秒勝ってます)
<経過>
・スタート前の本部線近くでのチェックでは、風向は約215°でスタートライン及び上マークに対して約5°上有利
・南の順風(8KT程度)コンディションが続くと思われたが、スタート4分前から徐々に風が落ちてそのままスタートまで風が落ち続ける
・このためスタートラインに到達できずに、約7分遅れでスタートラインを横切る(この間に次のレースクラスはスタート延期に)
・風が弱いまま大きく触れ回り、一旦スピンアップしてマークに向かう
・その後、徐々に風が出てきて元の風向にもどり、ようやくクローズ帆走開始~おおよそ1時間(約55分)かかり上マークに到達
・上マークでスピン(大)を展開して、そのまま一本で下マークへ(約20分)
・ここから2上は、最初のマークから右へコース短縮されて、ポートロングとなる(但し、この時点でC旗は未確認)
・後ろに1艇となり2上を回りスピンアップ(大)するものの、トラブルにより別のスピン(小)にチェンジ
・スピンチェンジの間に唯一の後続艇に抜かれ、スターボのノージャイブで最終艇でフィニッシュ
<総括>
・最初のマーク迄、レースタイム(100分)の半分以上(約55分)かかるという特殊なコンディションでした
・順風(8Kt)以上のコンディションでは、クローズ・フリー共にレーティング以上の走りができました
・スピンに関しては、軽風(6KT以下)以外では、オリジナルのスピンがいいと思われます
(大きいスピンは取り扱いが難しく、トラブルになるリスクが大&小さいスピンでも十分なボートスピードあり)
・今回は、スタートの遅れを含めても、2上でのスピントラブルがなければ、アナちゃんに勝てていたと思います
・スタートとスピントラブルを除けば、順風化でとても良い走りができていた、 ということでしょう
以上



報告書作成者:殿垣内大介(堀江正明・小倉恵子)


