「あほうどり」メンテナンス

文 安達文洋(東京支部)

「あほうどり」のメンテナンスのために昨年に続き、横浜ベイサイドマリーナへ回航しました。

日時 平成18年7月15日 夢の島8時30分集合
天候 晴天、北東の風1メートル 午後、南南西1?2メートル 
参加者(敬称略)5名
サイテッド 坂本 梅沢(坂本さんの友人)
ブラインド 鈴木 村井 安達

9時15分出航、バースを離れるときには東よりの風があったにも拘わらず、東京湾に出ると殆ど無風状態。メインだけの機走で第一次目標、190度の位置の風の塔へ。梅沢さんの方向指示で、安達、鈴木、村井の順でティラを取るが、風が弱く苦戦。それでも11時半予定通り、風の塔の1海里手前を235度へ進路を変えて第2目標の横浜を目指す。川崎のコンビナート群が見え始めたところで、昼食。真夏の陽射しは強く、コックピットも30度以上の酷暑、坂本さんが持参された冷たい高級ライスワインをタイミングよく出してもらう。
すると、ティラを取っていた安達の動きが俄然よくなり、左右に振れる微風を適格にとらえ始める。まるで、オートパイロットでの操縦振り。人間、良い潤滑油を入れれば、走るんだと自我自賛。

13時45分ベイブリッジを3時方向に見えたところで、鈴木さんにティラを渡す。
そして、ベイブリッジをくぐり、記念撮影。海から先日ポート天国でお世話になった岡本造船、YCCに表敬訪問。
約1時間ほどの寄り道をして、最終目標の磯子沖から250度方向の横浜ベイサイドマリーナへ向かう。
鈴木さんのティラ操縦も調子が出て、マリーナ近くで本船、パワーボートを4、5 船をうまく切り抜ける。
15時5分、無事、マリーナに接岸。

「あほうどり」を上架後、全員で船底をチェック。キールには藤壺と若干の泥が付いているだけで意外に汚れていなかったのにビックリ。しかし今回付いたのではないと思われるビニールがプロペラ・シャフトについていた。
最後に、無事回航を終えて、近くのイタリアンレストランのテラスで乾杯。
坂本さんの用意周到の準備そして梅沢さんの協力のお陰で、約21マイルの回航が無事出来ました。有難う御座いました。
また、暑い中、鈴木さん、村井さん回航お疲れ様でした。
次回22日、「あほうどり」は化粧直しをして、夢の島へ帰る予定です。