活動報告 JBSA東京 2022年3月20日 体験セーリング

活動報告 JBSA東京 3月20日
体験セーリング

【活動日】2022年3月20日 日曜日
【参加者】7名(順不同敬称略)
ブラインド:大島(体験),とのがいち
サイテッド:村上,みば,林,古庄,そえだ

【使用艇】あほうどり(夢の島マリーナ)
【出港時刻】10時21分
【帰港時刻】14時41分
【航行時間】4時間20分
【走行距離】距離アプリエラーにより不明
【天気概況】曇り, 気温14度, 風速1〜6メートル


13日に続いて、今回も新しい体験者のかたがいらっしゃってくれました。
ブラインドの大島さんというかたです。礼儀正しくて、ヨットに興味を持ってくださり、バスを待っているあいだ、話が弾みました。

前回の体験セーリングと同様、ライフラインをつたってバウやスタンを体感してもらいました。

ポンツーンを離れると、後方から大きなクルーザー。抜かしてもらおうとしましたが、気をつかってくれていたようで、あほうどりはお先にトコトコ水門をくぐりました。

橋をくぐると、またまたクルーザーがゾロゾロ。中には暴走クルーザーもいて、谷下田さんがいらっしゃったら、「バカヤロー!」という声が上がりそうな引き波がきました。しかし、大島さん的には、初めての経験で楽しかったようです。

6メータほどの風がふいていていたので、大島さんがびっくりしないように、ジブのみで走りました。
少ししてから、大島さんにティラーをにぎっていただきました。村上さんが「耳や頬に風を感じ、斜め45度に進みましょう」とご指導。向かいたい方向とは逆にティラーを押したり引いたりするヨットに、大島さんはしきりに「混乱してしまう!」とおっしゃっていました。

村上さんは、「くるくる回ってしまっても構わないので、とにかく風を感じて」という素晴らしい言葉でご指導。ヨットは「風と共に走る」かっこわらい とつくづく感じました。

ジブだけで登るという、難しいそうせんでしたが、だんだんコツを掴んできたようで、少し風がズレても、セールがシバーした音などで、修正できるようになりました。先日の金子さんもそうですが、こんなに早くそうせん技術を身につけられては、とのがいちさん同様「私も追い抜かされてしまう」と思いました。引き続きがんばります。

12時過ぎに順にお昼を食べ、あまり行くと戻れなくなってしまうので、帰りましょうということに。久しぶりにティラーを持った林さんのそうせんは、安定していて快適でした。

風があまりなかったので、機走に切り替え、「より早く帰れる」ということで、メインセールもあげました。
一生懸命メインハリヤードを引いていた私にはわからなかったのですが、走りながらメインセールを上げるという技を、村上さんが伝授してくださいました。「掛け声をかけたら引いてね!」と言われ、みんながタイミングを合わせて一気に引き、無事に上げることができました。

機走しながらの帰路。どの船も同じ考えのようで、行きと同様、ヨット、クルーザー、ディンギーがどんどん引き上げていて、ワッチの重要性を感じました。

村上さんからのご指名で、そえだが着艇担当に。これまでの経験、さまざまな方からのアドバイスを思い出し、「今回は絶対成功させよう」という気持ちでいどみ、皆さんのサポートでうまく着艇することができました。村上さんとみばさんに褒められ、少し自信がつきました。皆さまありがとうございます。

大島さんも即日入会なさってくれたので、とても嬉しく思います。
これからも、「一つのヨット」をブラインドとサイテッドで力を合わせ、風と共に走らせたいと思いました。

そえだ和美

このメールには、5枚の写真と1枚の航跡マップが添付されています。