活動報告 JBSA東京 2023年11月12日 TYCレース第9戦(会長杯)

活動報告 JBSA東京 2023年11月12日 TYCレース第9戦

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【活動日】2023年11月12日 日曜日
【参加者】8名(順不同敬称略/体験1名)
ブラインド:小倉,金子,菊池,殿垣内
サイテッド:児玉,堀江,副田,松田(体験)
【使用艇】あほうどり(東京夢の島マリーナ)
【天気】雨
【気温】13℃
【風速】12ノット
【航行時間】9時25分出港 14時25分帰港(5時間)
【航行距離】約37.25キロメートル
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【連絡事項】
● フォアステイの固定部修理
● ファーラーロープ調整
● 燃料船体に4分の1,ポリタン1カラ
● 次回ポリタンで給油後スタンドで補給
● 階段途中にあるキーなどを入れてあるボックスに工具を一時的に複数入れてありますので次回整理をお願いします
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【活動のようす】

クラス入賞しました!今シーズン2度目です。
15年ぶりにTYCレースへ復帰したあほうどり。最終戦を素晴らしい結果で終えることができました。

今回の賞品は電気あんか。その場で、体験参加してくださった、現役の国体(こくたい)セーリング選手の松田さん(まつたさん)に贈呈させていただきました。近日ご入会いただける予定です。電気あんかは賄賂ではありません。

スキッパーは堀江さん、ヘルムスは小倉さんと菊池さん、メイントリムは金子さんととのがいち、ジブトリ、バウマン、ウエイトは、児玉さん、そえださん、体験参加の松田さんが担当。

これまで、あほうどりにはノレンや赤チョーチンがついているぐらいに思ってきた方々、今年のあほうどりは、本当にすごいヨットです。

バウから次々と伝達される情報は、本物の現役国体選手による、詳細で的確な情報。それにあわせて、全員が前後左右に微妙なヒールコントロール。
カミのヒールをおさえたり、シモであえてヒールをつくるだけでなく、ポート、スタボー、センター、前、ミジップ、うしろなど、堀江さんが色々なところにクルーを配置して、あほうどりの傾きを3Dで調整。

出港前にはフォアステイの修理やジブセールの艤装などもしつつ、通常のレース準備もしていたわけですが、堀江さんはあほうどりの中から、100グラム単位で降ろせそうなものを見つけては「これも降ろしておいて」とおっしゃっているので、私も降ろされてしまわぬよう、できるだけ堀江さんの視界にはいらないようにしていました。
こうしたグラム単位、0.1ノット単位の積み重ねとJBSAの皆さまの熱意が、今年、多くの方々の予想を上回る成果を出せたのだと思います。

回を重ねるごとに、毎回参加者構成が異なるにもかかわらず、あほうどりは明らかにレベルアップしていきました。本当に、JBSAをほこりに思います。
でも、もしかしたらバックステイに、赤チョーチンもぶらさがっていたかもしれません。

東京支部MLと神奈川支部MLなどに、児玉さんが感動的な投稿をしてくださっていましたが、本当に素晴らしい1年でした。

レース担当の児玉さん、小倉さんのご尽力は相当なものでした。
第8戦などは、もはや皆勤賞もここまでかと危ぶまれた事態となりましたが、そこまでJBSAのことを考えてくださるのかというほどのことを児玉さんはご都合を調整して参加してくださるなど、東京神奈川のJBSA会員が力をあわせて戦った、そして応援してくださった、最高の1年でした。
皆さまありがとうございます。

ちなみに、マリーナのアトリウムでおこなわれた今シーズン後半戦の表彰式では、白杖を用意しとけと言われ、マリーナではいつも利用しない白杖をだし、そえださん、小倉さん、ブリスちゃんと共に賞品を受け取りに行き、白杖をかかげて「わー」とか言って、拍手をいただき、JBSAを宣伝しました。ああ、恥ずかしい。キャラじゃない。

まだまだ書きたいことはありますが、今回はここまで。

報告書作成:殿垣内大介