活動報告 JBSA東京 2025年4月27日 定期活動

活動日:2025年4月27日
イベント名:定期活動
事業種別:普及啓発事業:体験者が参加しての活動。レースは除く
活動種別:任意活動
担当支部:東京
使用艇:あほうどり
参加ブラインドの名前:とのがいち  体験者  佐藤
参加サイテッドの名前:玉木  古庄  副田
会員数:05
体験者数:01
その他:0
合計参加者数:06
開始時刻:10時2分
終了時刻:12時25分
天候など:曇り時々晴れ
航行情報:航行距離20.2キロメートル
連絡事項:・燃料5分の2
・スピン修理後回収
・イグニッションスイッチ、玉木さん修理
・ウィンチハンドル及びエクステンション、塩抜き

活動のようす:
お久しぶりです。東京支部の佐藤です。
4月下旬にしては少し肌寒い新木場の朝。今日は体験者さん参加の任意活動です。
駅の集合場所、皆さん早めに集まりました。体験者さんも迷うことなく、集合場所到着。

体験者さん、メンバー加入いただける前提で、少しお話をさせていただきます。60歳代男性、都内在住。視野に制限のある方です。ウィンドサーフィンを行っていまして、海外でも活躍されてたそうです。水田さん、話が合いそうです。
マリーナまで、副田さんはシャトルバス。私たちは古庄さんの車に同乗させていただきます。

マリーナに到着。いつものように玉木さんがお出迎え。これで全員集合。今日は、やや風があると言う予報が出ています。皆さんは、スプレー対策準備万全。私はそのままジーパンで参加しました。これが後ほど大変なことに…。
あほうどり乗船。風の環境から、リーフィングのワンポンの打ち合わせをしました。ポンツーンから出航。荒川河口付近、風が強く(風速8メートル)話し声も聞こえません。さらに、陸橋を潜ると波も強く、うねりで前に進みません。南風!手強いセーリングになりそうです。機走は古庄さん。ベテランのティラーさばきで沖に向かいます。

機走のまま、とのがいちさんにティラーバトンタッチ。OB杭の先を目指しますが、30分以上経過してもなかなかポイントに、たどり着きません。向かい風、機走でも辛いものです。
OB杭を抜け、いよいよセーリング。ワンポンの予定でしたが、話し合いの結果。メインセールは上げずにジブセールのみとなりました。風力の軸が船頭になるため、難しいティラー操作となります。しばらくは古庄さんの操作で、進みます。
珍しく、東京湾、は、波もうねって高さ1メートル位。当然、スプレーが横から飛び込んできます。スプラッシュマウンテン5倍のスプレー、ものすごいわけです。さらに風速8メートル。船はヒールしながら進みます。副田さんの指示で、ミジップに人型ウェイトを置くことになりました。とのがいちさんを先頭にミジップの右舷ギリギリに向かいます。私は、とのがいちさんを盾に、後ろに隠れました。しかしスプレーは容赦なく襲ってきます。大きな波でバウンド。ドカン、パシャンと繰り返しです。。全身ずぶ濡れでした。
そして、ジブセールのまま、タック。今度は左舷でスプレー、バシャバシャです。雨具を着用してなかった私。ずぶ濡れにはなりましたが、荒れた東京湾を経験できて、楽しかったです。
あほうどりも加速したまま、9ノットは出てたと思います。難しいティラー操作の中、体験者さんが手を添えてティラーの感覚を味わっていました。風と波の強さ、とても参考になります。

時刻は11時20分。ディズニーランド沖まで来ましたが、この先、強風波浪の見通し。折り返すことにしました。
折り返し後も落ち着くことはできず、アビームからクオータリーで、マランに近い状態。しかもジブセールと言う。ティラーはとのがいちさんに。副田さんの指示のもと操作が行われました。追い風の隙間、微調整が必要になってきます。次に私に変わりました。難しさは同じです。追い風の影響からか、ティラーが重く感じました。
びしょびしょのままTバースに到着。早い到着なので、コックピットで、昼食をいただきました。バースは、波も風もなく、お日様も味方して、穏やかでした。ごちそうさまでした。

今日、早めにアフターに行くことができました。なので、飲み会セミロングです。体験者さんもご参加いただき、障害者が堂々と社会を渡り歩く方法を教えていただきました。強い心の持ち主です。金子さんと話が合うと思います。ありがとうございます。皆さま、お疲れ様でした。安全にご配慮いただきありがとうございました。

報告書作成者:佐藤 博

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